日本の未婚率や離婚、浮気についての一考察。
今回は、日本の「結婚」を取り巻く状況について考えてみたいと思います。
生涯で1度も結婚しないひとが増えています。結婚しても離婚してしまうカップルも多く、夫婦喧嘩が子供に良くない影響を与えることも知られています。
厳しい結婚の現状
国勢調査の結果です。
(参考:高齢社会の現状 <2>家族と世帯 PDF形式:65KB)
成人式の時に恋人がいる人の割合は、約20%と極僅かです。
男女とも、35歳を過ぎると、その後5年ごとの結婚した人の割合が大幅に減り、僅か数%になります。
50歳の時に一度も結婚したことがない人の割合を「生涯未婚率」というのですが、今は、男性は5人に一人、女性は10人一人が生涯未婚なのです。
そして、今30代40代の人が50歳になるころには、男性は3人一人が、女性は5人に一人が生涯未婚になるそうです。
結婚できない人がこんなにもたくさんいるのです。
さらに、難関を切り抜けて結婚しても、3組に一組の割合で離婚、3組に一組の割合でセックスレスになるのだそうです。
結婚すると、おめでとうと言われ、表面上は幸せそうに見えます。
しかし、幸せな結婚は難しく、さらに、幸せな結婚を持続させるのは至難の業であることが現状です。
子供への影響
3組に一組の割合で離婚、3組に一組の割合でセックスレスと言う現実。
夫婦仲の良くない両親を見て育った子供は、結婚への魅力を感じるでしょうか?
夫婦喧嘩の影響は更に深刻です。
イギリスのグラスゴー大学のストット博士の1,300人の子供とその家族を対象に行った調査では、下記のように報告されています。
互いにいたわり合う良い関係にある夫婦に比べ、いつも喧嘩ばかりしてしっくりいかない夫婦からは、精神的および肉体的に障害がある子供が生まれる危険率は約2.5倍になる。この比率は、胎児に悪影響を及ぼす他の原因、例えば妊娠中の病気や喫煙・飲酒、仕事上の過労などによる危険率よりも大きい。
(参考:胎児はみんな天才だ/ジツコ スセディック)
最近話題の「性同一性障害」は、夫婦喧嘩等の妊娠後期の母親の精神的ストレスが原因であると分かっています。
夫婦喧嘩は様々な不幸を、お互いに、子供にもたらします。
人間の本能としての浮気があります。
子孫を残す、これは、生物の本能です。
しかし、太古の昔、自分のDNAを持った子孫を残すのは大変でした。
医療が進歩していないので、子供ができても、その子が元気に育つかどうか分かりません。
一人の人との夫婦関係を続けていると、子供が残せない場合もあるのです。
そこで、子供が3才になって、子育ての手間がかからなくなると、次の恋愛相手を探すのです。
また、恋愛をするため、浮気をごまかすために、脳が発達したとも言われています。
そこで、子供の年齢と離婚率を調べてみると、子供の年齢が3才くらいの時の離婚が多いのです。
現代社会では、医療はまだまだ十分に進歩したとは言えませんが、子孫を残すために浮気をするのは得策ではない時代になりました。
片親では、子供が不幸になることもあります。
そこで、浮気という本能に逆らい、一生寄り添える幸せな夫婦関係を築ける相手を見つける必要があるのです。
難しいことはありません、幸せな結婚が意図的にできる時代がやってきました。
このような状況の中、どうすれば幸せな結婚ができるのでしょうか。詳しくは「結婚力アップ集中プログラム」をご覧ください。