サイキック・マッサージとはどのようなものなのか、創始者であるサガプリヤがビデオの中で語った話を元に、石村まてぃさんに解説していただきました。
編集部 サイキック・マッサージのセッションは具体的にどのようなステップで進みますか?
まてぃ セッションは通常、身体や人間関係、仕事、またはスピリチュアルな成長といったものに関する質問からスタートします。
クライアントの状況を把握するための簡単なカウンセリングですね。
そのあとクライアントのエネルギーの状態を確認するため、「レゾナンス・チェック」と「エネルギー・リーディング」を行います。
そして、通常このあと初めて実際のマッサージを開始します。
クライアントの身体をマッサージしていくにつれ、この人がどのように生きているのかという全体像が明らかになっていきます。
こうしてセラピストは自然とクライアントについての理解を深めていくのです。
マッサージの終わりに、時にはマッサージの途中のこともありますが、クライアントの助けとなるような話し方で、セラピストはクライアントの事実をもとに、自分が受けた印象を語ります。
編集部 聞きなれない言葉、「レゾナンス・チェック」とはどのようなものですか?
まてぃ セラピストがクライアントと深くつながるためのポイントを探すためのチェックです。
「レゾナンス・チェック」は、身体の「チャクラ」、「エネルギー・センター」と男性性と女性性を表す両脚で行われます。
マッサージを開始する前に「レゾナンス・チェック」を行うことで、クライアントのエネルギー・レベルで最も容易につながれる部分が、身体のどこにあるのかが把握できます。
この「レゾナンス(共鳴)」という言葉は、音楽用語から転用したものです。
この レゾナンスという言葉は、クライアントの存在そのものと、つながり始めたセラピストの内に生じる「共時性」の感覚を的確に表現しています。
「レゾナンス」はサイキック・マッサージの本質的な側面です。
それは瞑想的な経験と深く結びついています。「レゾナンス」は瞑想の状態を表現しているのです。
「レゾナンス」とは、瞑想の内にくつろいでいるとき、初めて経験できるものなのです。
セラピストが瞑想の内にくつろいでいるとき、クライアントも瞑想の内にくつろいでいれば、セラピストはその人と本質的な「ひとつであること」を感じられるのです。
★瞑想により初めて経験できる「レゾナンス」。とっても気になりますね。
次回はサイキック・マッサージと瞑想について詳しく聞いてみたいと思います!