瞑想の本

マリオン・リー インタビュー「高次の自己とつながるために」

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フラワーエッセンスとエソテリックな知恵から学ぶ瞑想の世界

人生の目的に目覚めよう

マリオンさんのもとへは、あらゆる国々から個人的なコンサルテーションを受けに来て、深い癒しのきっかけや気づきを得ている方が多くいらっしゃるようですが、彼らに共通する人生の問題点やテーマはありますか。

マリオン ほとんどの人たちが、自分の人生の目的は何かという人生の基本的な質問に戸惑っています。これは、国籍にかかわらず誰でもがもっている疑問だと思います。自分の人生の目的? これは世界のどんなにすばらしいサイキックでもあなたのかわりに答えられる人はいないと思います。人生の究極の目的、それは一生をかけて私たちが発見していかなければならないことであり、私たちが魂であるということをこの物質界レベルに完全にINCARNATE(顕現)していくことです。この顕現のプロセスは連続的に変化していくもので、私たちの肉体、感情(アストラル)体、メンタル体、そしていくつかのスピリチュアル体をすべて包括するものです。また、マインドにしても低次元の具体化したマインド、高次のマインド、直観的マインドと三つの領域があるわけで、これらすべてをこの物質レベルにもたらすことが進化の過程であり、人生の目指すところなんですね。少しエソテリックな話になってしまいました。人生の目的に関してはいろいろな言い方があるでしょうが、基本的には私たちがもっと霊性に目覚め、魂の知恵や資質をより純粋な形でこの物質界に顕現させていくことなのですね。
マリオン・リー笑顔の写真

新時代のフォーカスは感情の浄化

私たちの大半は、そのようないろいろな次元の現実に無意識の状態でいるわけですが……。

マリオン 私たちは通常、肉体には意識をもっていますが、ほとんどの人たちは感情体さえあることに気づいていません。ですから、感情やフィーリングを発見していくことも人生の目的になるわけですね。私たちには感情をマスターできるはずなのです。しかし感情に気づきをもたない間はマスターどころか、その奴隷でいるわけです。想念のレベルでさえ、私たちは自分が何を考えているかに無意識でいたりします。

既知の通り、東洋、とくにインドでは、マインドをマスターするためにラージャ・ヨーガとかバクティ・ヨーガなど、いくつかのヨーガの体系が確立されています。私が理解する限り、新しい水瓶座の時代にはこれらすべてのスピリチュアルな体系や道が、統合されてくるということです。私が精神世界で気づいたこと、それは多くの人たちがすでに何らかの形で、神、仏陀、キリスト、聖母、観音、その他あらゆる名前やシンボルであらわされている神聖な存在に目覚め、つながっているということです。そして、今私たちが必要としていることはアストラル体とメンタル体を浄化するということです。

それが新しい水瓶座の時代にフォーカスされていくことなんですね。

マリオン そうですね。人類の大半にとっては、このアストラル・レベルでの浄化が必要となってくるでしょう。もちろん、メンタル・レベルでの想念をコントロールすることも学んでいかなければなりません。私たちがより霊性を向上させていくと、どのように想念を形作るかということをもっとよく理解していけるようになるでしょう。私たちは、想念で創造します。想念は『物』であり、すべてはエネルギーです。

ネガティブな思考を自分の中に形作ることによって、自分自身の人生の中に悪や否定的な物事を作り出してしまうわけですね。瞑想はこのようなレベルで、自分の魂とつながるためのものなんですね。魂というのは、私たちの高次の次元で進化した部分です。ある神秘学派は、それをソーラー・エンジェルと呼んでいます。それは、常に瞑想状態にあるといわれているんですね。

まずは内面の現実に気づく

私たちは、日常で、どのように瞑想を取り入れられるでしょうか。

マリオン
 まずは、自分には内面の現実があるんだと本当に気づくことです。このことを話しはじめると、現象的なことにとらわれがちですから説明しにくいのですが、大切なのは気づきであり、真実の部分です。つまり、真実なるもの、神と呼んでもいいでしょうが、それが内側にあると気づくことです。

私の場合、神秘的な体験を通してそのことに気づきました。その前は、常に外側の世界に真実や答えを求めていたんですね。人生に何らかの意義を見出すために、物質的な豊かさや人間関係、教会に通うなど、あらゆることを探求し、行き着いたのが自分の人生の意味とは何かという問いだったのです。そこまで来たら、もう後戻りはできません。このようなときに霊性に目覚めるんですね。自分とは誰か、自分はどうしてここにいるのか、自分は何をやるべきなのか、といったことをどうしても見出していかなければという気持にかられるんです。その頃から、私は瞑想に出会い、それを通じて自分の高次の自己とのつながりをもつようになりました。つまり、このレベルから、霊的なレベルにつながるプロセスがはじまったのです。

そして内側からのガイダンスや直観に従って生活をするようになりました。それらに従うとすべてがスムーズにいき、従わないと上手くいかないことが、まざまざとわかってきました。高次の自己、ハイヤーセルフの意図を自分のレベルにもたらすことは、魂の目的であり、直観を通してそれを知ることができる。でも、そのためには日々の瞑想が必要です。瞑想の目的は、魂とつながる懸橋をかけることなんですね。それはひとつずつ石を積み上げていくような作業です。それによって、魂のエネルギーが伝わってくることができるんですね。瞑想をすればするほど、より大きな懸橋を築くことができるわけです。

マリオン・リー笑顔の写真

でも、日常で瞑想を継続していくのは、かなりの信念が要されますね。忙しかったり、疲れたり、気分が乗らなかったりといろいろ障害があります。マリオンさんは瞑想をどのように実生活に取り入れていますか。

マリオン これまで、いろいろな変化を経てきました。今では、瞑想は私にとって、一日中実践し続けるようなものになってきました。常に高次の自己とつながった状態を維持し、魂として話をしたり、活動することを訓練しているんですね。もちろん、疲れたり、ストレス状態にあったりすると誰でもがそうであるように、無意識になってしまうこともあります。このようなときは自動ロボットも同然ですね。ですから、今に意識を戻し、愛をもって行為をなすというラブ・イン・アクション瞑想の基本的な教えが大切なんですね。トイレを掃除するときも、お皿を洗うときも、それを日常の活動の中で思い出して実践する。それは、私たちにとっての大きな学びだと思います。

瞑想を助けるフラワーエッセンス

さきほど、アストラル体の浄化という話をしましたが、瞑想をいくらしても感情のブロックがあったら上手く行かないのでは?

マリオン その通りです。

フラワーエッセンスはそのための助けになりますか。

マリオン もちろん、私たちの感情体が何かに反応していた場合、たとえば怒りや深い悲しみ、恐れなどを感じていたならば、瞑想に集中するのがそれだけ難しくなりますね。ある種の瞑想はたしかに感情をなだめてくれます。しかし言うまでもなく、涙がたくさん抑圧されている場合、泣くことが必要ですね。感情自体の浄化が必要なのです。

私のところにコンサルテーションにやってくる来る人たちの中には、感情体が氾濫している人が結構います。もちろん、そのためにフラワーエッセンスがあるんですね。フラワーエッセンスは肉体、感情、メンタルそれぞれのレベルを浄化し、癒す効果があります。また、ハイヤーセルフとのつながりを強化したり、内なる知恵をより目覚めさせてくれるようなフラワーエッセンスもあるんですよ。ですから、心身を癒すだけではなく、意識を拡大したり、いろいろなレベルで私たちの変容を促す効果があります。

私もぜひ使ってみたいと思います。

インタビュアー/翻訳 渡邉雅子

ホーリー・グレイル HOLY GRAIL(聖杯)

ホーリー・グレイル HOLY GRAIL(聖杯)バルサム、グローブ・シスル、レディーズ・マントル、ローズ・アルバの各エッセンスを組み合わせたもの。この中でも特にレディーズ・マントルは瞑想の際によいエッセンスとされ、私たちが宇宙の無限の英知にアクセスできることを気づかせてくれます。
この他に瞑想に深く関係しているエッセンスは、ブルーム、スコット・パイン、ワイルド・パンジー、クリアー・ライトです。

マリオン・リー

フィンドホーン・フラワーエッセンスの創始者。1976年フィンドホーン財団に加わる。海外のグループやコミュニティとのネットワーキングの仕事に従事。のちに、母国オーストラリアに戻り、ホメオパシー(同種療法)および医学の教育を受ける。また、ブッシュ・フラワーの創始者であるイアン・ホワイトの元で学ぶ。一九九一年にスコットランドのフィンドホーンに再び戻る。1997年10月には国際フラワーエッセンス大会をフィンドホーンにて開催、成功させる。

※この記事は下記FiLiより再掲載したもので、内容は当時のものです※

FiLi 別冊保存版「瞑想の本」魂のリラクセーションのために
2000年1月1日発行
有限会社フィラ・プロジェクツ
バックナンバー在庫無し

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フィリ編集部

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フィリは、ニューエイジ・ムーブメント、精神世界、 トランスパーソナル心理学に関するワークショップ、 セミナーのリアルタイム情報誌『FILI』として、1990年~2002年まで定期刊行を続けてきました。 まるでコンサートに行ったり、映画を見るように、 こうしたジャンルのセミナーやワークに気軽に参加できるようになれるといいね、 と精神世界の『ぴあ』を目指して有限会社フィラ・プロジェクツが1990年に雑誌としてスタートしました。
内容は、日本で実際に参加できるワークショップやセミナーなどを紹介する情報に加え、 アメリカ情報、ワークを受けた体験記などのページと、 自分の中心をしっかりもって意識的に生きている人々のインタビュー記事で構成しています。

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