瞑想の本

虹の瞑想(指導 S.A.G.B.)

瞑想の本

イメージ瞑想は、気分をリフレッシュしたり、オーラやチャクラを浄化したり、自分の深い気持ちを知ったりするのに役立ちます。

ここでは誘導によるイメージ瞑想をご紹介しましょう。誘導瞑想は、誰かに言葉で導いてもらうため、簡単で初心者にも向いています。手順に慣れたら、自分ひとりでも行なうことができます。慣れないうちは、先生や友だちに誘導してもらったり、誘導用の録音テープを使ってもよいでしょう。

瞑想を始める前に

イメージ瞑想では想像力を利用します。誘導瞑想の場合は、いわれたとおりのことを想像していればいいのです。無理をする必要はありません。できるだけ心をリラックスさせ、いわれるものが見えなくても悩みません。特別な経験をするかもしれませんが、しなくてもがっかりしないように。

まず最初に姿勢が大切です。両足の裏がぴったりと床につくように、背中と首をまっすぐに伸ばして、姿勢をよくします。頭をバランスよく首の上にのせて、瞑想中に姿勢を変える必要がないようにしておきます。手は軽くひざの上にのせます。

はじめは呼吸だけに神経を集中してください。自分の体の中に入っていって。ゆっくり吸って、ゆっくり吐きます。それからまた、普通の静かな呼吸に戻ります。

それでは簡単なお祈りをしましょう。「(呼び方は何でもいいのですが)大神霊様、守護霊様たち、私はこれから瞑想を行ないます。瞑想の間、私を守り、指導してください。そして光と宇宙の愛をもたらしてください。心の平和と調和を授けてください」

地球の中心・宇宙の中心とつながる

この部屋に光の輪があるところを想像してください。そしてその光の輪の一部になります。光は部屋の中をぐるぐる回りながら、どんどん強く明るくなっていきます。この輪の中央に一筋の光が上から降りてきているところを想像してください。光はどんどん明るくなっていき、すべての方向ヘ拡がっていきます。やがてこの部屋は光でいっぱいになります。そしてこの光に守られながらいろいろなことを体験し、学んでいきます。

もう一度、普通に呼吸することに意識を戻してください。今日起こったすべての出来事を忘れてください。静けさが自分のまわりに広がっていくのがわかります。

それでは自分の体の中心に一本の金色の帯を想像してください。頭のてっぺんから股まで、まっすぐな一条の光があります。まず股のほうからその光が体を突き抜けて、地面のほうへどんどん降りていきます。まっすぐに、そして深いところへと光の帯が降りていきます。やがてその光の帯は、地球の中心につきあたります。地球の心臓部と結びつけてください。

今度は意識を自分の頭のてっぺんにもっていきます。そこから反対側の帯の端をスルスルと上のほうへ伸ばします。金色の光が上へ上へと伸びていきます。天井をつき抜けて、雲のほうへと伸びていきます。やがて、帯の端は宇宙の中をまっすぐに進んでいき、宇宙の心臓と出会います。金の帯をそれと結びつけてください。

あなたは今、地球と宇宙の間に存在しています。そしてこの光の帯を伝わって、たくさんの金色の光があなたのオーラへと集まってきます。金色に包まれた自分を想像してみてください。その金色の光を吸い込みます。鼻から吸って、のどを通って、肺を通って、お腹のところまで吸い込みます。そして三秒間息を止めてください。

そのあと、静かに息を吐き出します。このとき、自分の足の裏から使い古されたエネルギー、悪いエネルギーが地球の中に消えていくところを想像してください。過去を流してしまいます。もう一度、金色の光を吸い込み、同じことを繰り返します。しばらくこれを続けてください。

あなたが呼吸を止めると、体の中で金色の光がすべての方向に広がります。あなたが息を吐き出すとき、灰色や濁った色が足の裏から地球のほうへと流れていくのが見えるかもしれません。

すべての筋肉がリラックスしていきます。金色は生命のエネルギーです。この光は体のすべての部分をリラックスさせます。すべての関節、骨、皮膚、内臓も徐々にリラックスしてきます。すべての細胞の中心にある光の核がどんどん大きく、強くなっていきます。平和を吸い込んでください。

平和があなたの体の中に広がっていきます。体がだんだんと熱くなっていきます。体のすべての部分が徐々に軽くなっていきます。肉体の存在が徐々に薄れていきます。

虹色の世界へ

今度は、この金色の光が白い光に変わっていくところを想像してください。白い光があなたの体の中心から外側に向かって放射されていきます。この白い光に包まれて、これからあなたは高次元の世界へと旅立ちます。白い光につかまり、この部屋を離れ、どんどん上のほうへ、高次元の世界へと昇っていく自分を見つめてください。

自分が美しい山のてっぺんに腰かけているところを想像してください。まわりは美しい雲海です。上を見上げると、そこには深い真青な空があります。深いブルーです。そして太陽が黄金色の光をさんさんと注いでいます。とっても涼しくて新鮮な空気が心地よい――じっと雲海を見つめていると、わずかな雲の動きが9わかります。

今度は後ろを振り返ってみてください。そこには大きな美しい虹があります。雲の上を歩いて虹のほうへ歩いて行きましょう。

今あなたは、虹のふもとに立っています。そこに階段がありますから、ゆっくりと昇っていってください。最初に真っ赤な光の部屋があります。扉を開けて、その真っ赤な光の部屋に入ってください。まわりは新鮮な赤い色です。前も横も上も下も後ろも、真っ赤な光でいっぱいです。鼻から思いっきり新鮮な赤い色を吸い込んでみてください。体中が赤一色になるまで、赤い光を吸い込みます。赤い光があなたの体の中を流れます。赤い光の波動を体で感じてください。これは地球のエネルギーです。あなたの肉体が必要としている色です。血液の色です。また怒りの色でもあります。思いっきり赤い色を吸い込みます。必要なだけ吸い込んでください。

虹のイメージ

さあ、今度は、また階段を上のほうへと昇っていってください。第二の扉を開けて、今度はオレンジ色の部屋に入ります。今度は周囲がオレンジ一色です。美しい蛍光のオレンジ色の世界。オレンジ色の光を吸い込んでください。体の中が、赤い色からオレンジ色に変わっていきます。鮮やかなオレンジ一色になります。波動が変わってきているのがわかるでしょうか。速くなってきています。軽くなってきています。大変美しいオレンジ色の光でいっぱいです。必要なだけ吸い込んでください。

さあ、また階段を上のほうへ昇ってください。扉を開けて、今度は黄色の部屋に入ります。黄金色に輝く太陽の色、黄色の世界に入ります。そして、黄色の光を思いっきり吸い込んでください。体の中がオレンジから黄色へと変わっていきます。思う存分黄色を吸い込んでください。金色がかった黄色が見えるかもしれません。必要なだけ、黄色または金色を吸い込んでください。まぶしいくらいに美しい、鮮明な黄色があなたの周囲にあります。波動はまた少し上がってきています。心地よい刺激が、皮膚に伝わってきます。

それでは、また階段を昇って扉を開け、今度は緑色の光の中に入っていってください。思いっきり、緑色の光を吸い込みましょう。体の中が黄色から緑色に変わっていきます。鮮やかな蛍光色の緑色があなたの周囲にいっぱいあります。先ほどよりもさらに、波動が上がってきています。胸の中が平和、調和、そして無条件の愛のフィーリングで満たされていきます。

それでは、また階段を昇って扉を開けます。今度は青い光の部屋に入ります。まわりを見回すと深い蛍光色の青い光でいっぱいです。先ほどよりも波動が高く、速くなってきています。非常に心が穏やかになってきます。青い色は精神の平和の色、コミュニケーションの色、表現の色です。思いっきり鼻から吸い込みましょう。あなたの体の中は緑から青へと変わっていきます。波動の違いを感じてください。青い光を必要なだけ吸い込んだら、また階段を昇ります。

今度は藍色の部屋へと入ってください。深い青い色に紫色が少し混ざっています。鮮やかな藍色の光を思いっきり吸い込んでください。体の中が青から夜空のような深い藍色の世界へと変わっていきます。波動はまた一段と高く、速くなってきています。

また階段を昇って、扉を開けて、紫色の光の中に入ってください。そして思いっきり紫色の光をお腹に吸い込んでください。まわりは深い、蛍光色の紫色の光でいっぱいです。体の中は藍色から紫色へと変わっていきます。波動は非常に高くなって、心地よい、速い波動になっています。とても強いのですが、軽いものです。そして神聖な雰囲気がまわりに立ちこめてきます。紫の光を必要なだけ体の中に取り込んでください。あなたは紫一色になります。

美しい村で

それでは、また階段をさらに上へと進みます。扉を開けると、そこには純白の世界が広がっています。美しい、そして神々しい白い光――。その光に導かれるまま、まっすぐに前へと進んでいってください。やがて白い光の中から、ひとつの集落地が見えてきます。白い霧のようなものがどんどん薄れてきて、やがてはっきりとひとつのネイティブ・アメリカンの集落が見えてきます。

そこに住んでいる人たちは、平和そうな顔をしています。愛情がいっぱいこもった目をして、あなたを歓迎しています。どうぞ、集落の中に入ってください。彼らと挨拶をしてください。そこにはすばらしいエネルギーが流れ、光が満ち溢れています。草木からは美しい色のオーラが醸し出されています。すべてが美しい、神々しい世界です。

西のほうを見ると、太陽が静かに地平線の方へ落ちていきます。その集落の人たちは、老人も子どもも、全員が太陽に向かってお祈りを始めています。あなたも夕焼けのほうを見てください。空の色をよく観察しましょう。いろいろな美しい色が空一面に広がり始めます。この世では見たこともないような色もあります。赤、オレンジ、黄色、青、藍、紫……。じっと夕陽を見つめていてください。空の色が変わっていきます。

やがて太陽が去り、空には月とたくさんの星が現れます。そしてキャンプの人々は夕飯の仕度をし、食べ始めます。その後、焚火のまわりにみんなが集まり、今度はダンスを始めます。あなたには歌声も聞こえます。みんな楽しそうです。しばらくするとダンスも終わり、焚火のそばにはあなたひとりだけが座っています。焚火の火をじっと見つめてください。

やがてあなたの心の中にも、ひとつの火が燃え始めます。光がともります。胸が熱くなってきます。それと同時に、あなたの隣に誰か人の気配を感じます。暖かい愛情の波動が隣からあなたのほうに伝わってきます。神々しい香りと波動が伝わってきます。あなたには誰かの姿が見えるかもしれませんし、見えないかもしれません。この方はどうやらあなたを愛しているようです。あなたをいつも見守っている、そんな気がします。

見える人は、隣の方をよく見てください。そしてその方がどのような姿をしているのか、よく観察してください。見えない人は心の中で問いかけてください。名前を聞いてみてください。質問がある人、人生の悩みがある人は質問を投げかけてみてください。そして答えを待つことです。会話をしてください。会話ができなくてもかまいません。なつかしい気持ちが込み上げてきます。愛情の気持ちが伝わってきます。あなたは「今まで一度もひとりぼっちになったことはないのだ」ということがわかります。この方が、いつも陰からあなたを応援してくれているからです。この方は、あなたが悩んでいることはすべてお見通し。あなたたちは愛情によって結ばれているのです。

残念ながら、この集落を離れるときが来ました。この方に別れの挨拶をしてください。最後にこの方があなたにプレゼントの箱をくれます。受け取って、箱を開けて中を調べてみてください。それは物かもしれません。色や言葉かもしれません。感謝して受け取ります。

さあ、そのプレゼントを持って、もと来た道のほうへ戻っていきましょう。しばらく歩いていると、また白い光が現れます。この光に導かれて、もといた部屋に戻っていきます。そして自分の肉体に戻り、肉体の波動をとり戻します。

肉体に戻る

自分が滝の下に座っているところを想像してください。天上から美しい青い光があなたの上にさんさんと降り注いでいます。大変心地いい。オーラをなだめてくれます。心がどんどん落ち着いていきます。

また波動が少しずつ下がっていきます。それと同時にオーラの浄化も行なわれます。もし瞑想の間にイヤなことを体験した場合には、イヤなもの、悪い波動のすべてを洗い流してください。

さあ、純粋な青い光になりましょう。頭のてっぺんから、顔、首の後、肩、手、胸、お腹、足、ひざへと流れていく美しい青い光を想像してください。心が静まります。精神が豊かになってきます。

今度は額のところを意識してください。眉毛と眉毛の間に、藍色のハスの花が咲いているところを想像してください。頭のちょうど裏側、つまり後頭部にも同じように藍色のハスの花が咲いています。それが静かに閉じていくところを想像しましょう。

同様にのどの付け根、心臓、みぞおち、へその下五センチのあたりを順に意識して、それぞれ前後に咲いた青い蓮【以降、カタカナの「ハス」にする?】の花、緑の蓮の花、黄色または金色の蓮の花、オレンジ色の蓮の花が静かに閉じていく様子を想像してください。

最後は、青い光のオーラの外側に、金色の光の膜を想像してください。白い防御膜です。これはあなたのエネルギーを守ってくれます。頭のてっぺんから足の下まで、完全な卵の形をしています。そしてその卵の殻に自分のエネルギーを守ってくださいと祈ります。

自分の心に言い聞かせます。自分は安全である。平和であると。いつも守られています。悪いエネルギーはあなたの中に入ってくることができません。だんだんと自分のオーラがもとのように小さくなってきます。

最後に大神霊様、守護霊様たちにお礼をいいます。「これで瞑想を終わりにします。瞑想の間、私に光と愛を授けてくださいました。いろいろなことを学ばせていただき、ありがとうございました。また世界と対面し生活を続けていきますが、瞑想中と同じように、これからの人生でも私たちとともにあり、導き続けてください」

では、静かに足の指を動かしてみます。そして足のコントロールをとり戻します。続いて手の指を動かし、手のコントロールをとり戻します。腕と肩を動かしてみます。首を静かに動かします。そして、静かに目を開けます。大きく手を前に伸ばしてみてください。

立ち上がってみます。腕をぶらぶらさせましょう。手を蓮の花の蕾の形にします(合掌して、やや膨らませる)。それを額にもっていきます。次に首へ、心臓の前へもっていきます。それからみぞおち、へその下、床を触ってください。そして立ち上がります。これをもう二回行なって終わります。

取材協力:SAGB(英国スピリチュアリストアソシエーション)

※この記事は下記FiLiより再掲載したもので、内容は当時のものです※
瞑想の本

FiLi 別冊保存版「瞑想の本」魂のリラクセーションのために
2000年1月1日発行
有限会社フィラ・プロジェクツ
バックナンバー在庫無し

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この記事を書いたひと
フィリ編集部

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フィリは、ニューエイジ・ムーブメント、精神世界、 トランスパーソナル心理学に関するワークショップ、 セミナーのリアルタイム情報誌『FILI』として、1990年~2002年まで定期刊行を続けてきました。 まるでコンサートに行ったり、映画を見るように、 こうしたジャンルのセミナーやワークに気軽に参加できるようになれるといいね、 と精神世界の『ぴあ』を目指して有限会社フィラ・プロジェクツが1990年に雑誌としてスタートしました。
内容は、日本で実際に参加できるワークショップやセミナーなどを紹介する情報に加え、 アメリカ情報、ワークを受けた体験記などのページと、 自分の中心をしっかりもって意識的に生きている人々のインタビュー記事で構成しています。

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