加藤 佳江子 RCST
CRANIOSACRAL HEALING ART代表
ーークラニオセイクラルヒーリングアートについてーー
クラニオセイクラルセラピーに出合ったとき、私は、このワークを生まれる前から知っていた・・・と感じました。それほど簡単に私の中に飛び込んできました、もしくは、忘れていたことを思い出した、と言った方が合っているかもしれません。上記でも述べたようにクラニオワークが私を見つけ出したのです。インドで学んでいた時は、とにかく、多くのことが起こりびっくりし、イギリスで学んだ時はこのワークの広大さに圧倒されました。とにかく、学ぶ範囲がとても広く、どこから手をつけたら良いか、どこから手をつけたいか、まったくもって目がくらくらと回りそうだったのです。
でも、学ぶ楽しみを始めて知った子どものように、内心、嬉しくて嬉しくて仕方がありませんでした。習い始めてから現在に至っても、範囲は広く、そのひとつひとつに終わりがありません。それ自体が生き続けているのです。純粋に、生命体の活動についてであり、また、普遍的な哲学のようでもあります。一度迷い込んだら、そこは驚きの瞬間で満たされています。
人に教えるようになってから、もっともっと知識を得ることに徹底しました。とは言っても、私の頭なのだから、そんなに早く覚えることはできず、しかし、何度も何度も同じことを調べていくうちに理解が芽生え始めました。これは、努力するしかない。好きなことを学んでいるのだから、苦にならない努力です。興味と嬉しさが打ち勝っているのです。階段はゆっくりとのぼることができます。
今、振り返ってみると目がくらくらと回りそうだった頃からかなり前進していることに気がついています。そして、上を見上げると、”努力” と言う看板が目に見えます。『クラニオセイクラルヒーリングアート』は、生命そのものがアートであることを学ぶ研究所です。どう生きるかは、個人の個性にかかっていて、そして、ひとりひとりが "自分" を見いだしていく手助けになれば最高にうれしいです。
■資格:「Craniosacral TherapyAssociation of UK」メンバー