セラピー・ヒーリングサロンの検索 フィリ/FiLi

~こころ軽やかに~
豊かな人生を創造したい人へ
スピリチュアル系のワーク

スピリチュアル系のワーク(詳細)

スピリチュアルな領域へ

スピリチュアル、またはスピリチュアリティという言葉の定義やイメージは、人によってさまざまだろう。編集部ではおおざっぱにいって、自分が肉体的・精神的なレベルを超えて、魂や霊的存在でもあると感じられること、と捉えている。そのように感じることは、自己の全体性を回復することにつながり、すなわち癒しとなり得る。
この章で紹介しているさまざまなワークは、編集部が便宜的に「スピリチュアル」であると区分したものだ。本誌を通して読んでいただくとわかるとおり、気づきの深まりによって、どのようなワークでも意識をスピリチュアルな領域へと開く可能性がある。 あえてスピリチュアルなワークに分類をしたものは、主として変性意識状態(日常とは異なる意識状態)を喚起しやすいワークである。スピリチュアルな次元やエネルギー身体に働きかけるアイテムをもつワークも、この章に分類しておいた。
変性意識状態では、超感覚的知覚(直感やサイキック能力)が一時的に開いたり、さまざまな幻視的体験をしたりする。しかし変性意識状態や超感覚的知覚は手段であって、目的ではない。では、何が目的か。もちろん純粋に、変性意識状態で体験する「異なる現実」のしくみを探究し、その詳しい見取り図を手に入れたいという学究タイプの人もいるだろうが、そのような人は多くはあるまい。また、超感覚的知覚は予知・透視などの形で「現実」に直接的に利用することもできる。
しかし、一般の人がスピリチュアルなワークを行ない、変性意識状態を体験するのは、やはり自己の癒しと成長が主な目的だと思われる。 スピリチュアルなワークでは、心や体といった扱いづらいものを、通常の知覚とは違う次元から捉えることで、気づきを深めることができる。つまり、身体技法やサイコセラピーで、それぞれ体や心を通してアプローチするところを、スピリチュアルな次元を通してアプローチすることもできるのだ。

スピリチュアル・ワークには、おおまかにいって以下の三つのパターンが考えられる。

■変性意識状態をダイレクトに誘導するもの

呼吸法を通して変性意識状態を誘導するもの:ブリージング・セラピー(含・ホロトロピック・ブレスワーク、リバーシング)

音楽・ダンス・発声(マントラ)・身体運動を利用するもの:(ネオ・)シャーマニズムやネイティブ・アメリカンのワーク、スーフィー、グルジェフ・ワーク、シュタイナーのワーク、和尚のワーク(含・ダイナミック瞑想)、ヨガ、TM瞑想など

イメージや精神集中を使うもの:チャネリング、直感ワーク、チベット密教、光を感じる瞑想、シルバ・メソッド、過去世回帰など

■自然な形で気づきを深めて、次第に変性意識状態を体得するもの

ヴィパサナ瞑想、ウォーキング・メディテーションなど

■スピリチュアルな次元やエネルギー身体へ働きかけるアイテムをもつもの

フラワーエッセンス、ホメオパシー、オーラ・ソーマ、クリスタル・ヒーリングなど

これらは、かっちりと三パターンに分類できるものではなく、かなりオーバーラップする部分もある。どれが優れているかの問題ではなく、各々が自分の資質や目的を考慮して選んでほしい。

スピリチュアルワーク羅針盤

印刷:フィリ http://www.fili.co.jp