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チベタン・パルシング・ヒーリング

チベタン・パルシング・ヒーリング(体験談)

チベタン・パルシング・ヒーリング画像

てっきり茶褐色のローブをまとったチベット僧に会うのかと思っていたのですが、現れたのはデンマーク人の女性。髪が長く笑顔がチャーミングで、踊るようなしぐさに緊張がさっとほぐれます。
和尚ラジニーシのコミューンで、スワミ・ディラージから5年前に伝授され、4年間、この治療をしているそうです。
まず、瞳を見てリーディングをしてくれました。ライト付きルーペを持って、顔と顔をぴったりくっつけ、両方の瞳からその人の性格、各臓器の状態を読みとります。ちゃんと瞳の形、色、光り方で技術的なきまりがあり、それに直感を加えて行なうのです。右眼からは左脳、男性性、思考性、行動パターンなどを、左眼からは、女性性、芸術性、感性などを読みとります。おもしろいのは、読んだ内容を4枚のタロットカードで見せて解説してくれることです。
「とてもカラフルな人ね。たくさん体験が詰まっている。ジャーナリストに向いてる。メディアに強いんじゃない?…ダンスが得意なの?…誰かにエネルギーを吸われている…」といった具合に出てきます。内容はほとんどぴったりという感じ。たくさんの情報があふれてくるわけではないけれど、ゆったりとリラックスしたリーディングです。
そしていよいよチベタン・パルシングのはじまり。心地良いマットの上に横たわり、膝の下にクッションを、首の下に巻いたバスタオルを敷いて、ヨガの死人のポーズのように両手足を広げます。
左耳のそばでラジカセからビートの効いた、心音と同調する音楽が鳴ります。
「今日は腎臓の日なのでそれに合ったつぼに刺激を与えて、調整し、蓄積している感情エネルギーを放出します。腎臓は女性エネルギーを司っているの」と右側の腎臓の経路にそって両手、両膝を使って脈の大切なポイントに圧迫と解放を加えていきます。左側から聞こえる音楽と施術者の圧迫感とでかなりの刺激。パワフルと聞いていたけれど、足の使い方がみごとで、2人にやってもらっている錯覚に陥ります。ブドウ糖の静脈注射を受けているような、あるいは血圧を測るときに上腕を縛ってゆるめるときのような感覚が思い出されます。
次第にミクロの世界に入っていって、施術者が私の血流でサーフィンしているようにイメージされます。脈が2倍、3倍に強く感じられます。
音楽はちゃんと刺激の度合に合わせて静かになったり、激しくなったり、すべてがシンクロしている世界。
深い深いリラックスに溶け込んでしまいもう体の感覚が薄れてしまって、施術者が部屋から出ても、まだヒーリングが続いている感じがします。首の後ろと左手の親指のつけ根に痛みを感じ出し、特に首の後ろは、大きな波のうねりが押し寄せるようで、びっくりしてしまいました。後で施術者に聞くと、古いたくさんの感情エネルギーが放出されたせいだから心配ないとのことでした。30分は体がしびれて動けないと前もって言われていたのですが、確かにとても深いパワフルなヒーリングで、手ごたえは十分。ふだん気にしていない血液の流れ、脈動、心臓の働き、生きている実感をあらためて味わい、感謝が出てきました。サーモンピンクの不思議な夕焼けを見ながら、チベットの深い神秘の世界にしばしひたった貴重な体験でした。
(医師・35歳・女性)

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