リフレクソロジー(体験談)

長く勤めていた会社を退職し、ゆっくり休養はとったのですが、今ひとつ元気に前へ進む意欲が湧いてこない自分に気がつき、散歩の途中に見つけたお店があったので、ゾーンセラピーを受けてみることにしました。初めに店長さんから、「3日間続けて受けていただければ変化がよくわかりますよ」と言われたので、通ってみることにしました。
始めはまずフットバスで5分ぐらい足を温めます。足裏の部分にバイブレーターがついているので、とってもいい気持ち。
それから、マッサージジェルをぬって、ふくらはぎを下から上へぐーっと揉み上げます。うっ、い、痛い…。ふくらはぎがぱんぱんなのは、脂肪のせいだとばっかり思っていたのですが、リンパの流れが詰まっていたとのこと。足の裏の老廃物などを散らしても、ふくらはぎのリンパの流れがつまっていると、充分な代謝が行われないので、まず、ふくらはぎを揉むことでリンパの流れを良くし、それから足の裏をマッサージし、最後にまたふくらはぎを揉むのが効果的なのだと説明を受けました。
次に足の裏を指で押され、「なんでそんなところが痛いの？そこが痛いっていうことはどこが悪いんですか？」と、質問ぜめにしてしまいました。ここは肩、ここは目とか、いちいち思い当たるものばかりか、「あ、そういえば調子悪いな」と気付くところとかが、山ほどありました。
特に一番腑に落ちたのは、「がんばりたいという気持ちと、もう休みたいという気持ちが戦っているので、甲状腺のラインが張ってますね」と言われたときでした。
翌朝起きると、どこにこんなに存在していたのかっていうほど、お小水が出てきてびっくりしました。腎臓がすごく働いているんだ。感動。こんなに働きものだったなんて。えらいぞ、なんて自分の身体を誉めました。ちゃんと刺激に反応するんだ。
3日目が終了すると、私の細胞ってこんなに生き生きしていた？こんなに働いているぞって感じたことがあったかな？となんかわくわくしてくる自分を感じました。今まで不健康な状態になれていたので、健康な状態の感覚をつかみたいという人にはおすすめです。その後は一月に一回のペースで通っています。自分で揉んでは、「あ、肝臓が疲れているから、お酒は控えよう」とか、「今日は早く休もー」とか、がんばらない自分を楽しんで受け入れることができるようになりました。自分の身体の状態は自分が一番よくわかるのですね。
（会社員・36歳・女性）