クリスタル・ヒーリング(体験談)

私は日頃から体が疲れやすく針灸なども受けたことがありますが、受けた時はとっても気持ちがよく楽になるのですが、何日かたつとまた同じ場所がだるくなったりしていました。何回も通うのもおっくうになっていたので、家にいて自分でできる方法はないかと探していました。そんなとき、友達がこのワークに誘ってくれたので行ってみることにしました。
クリスタルヒーリングは、チャクラを意識することから始まります。
講師によると、人はそれぞれ5つのボディがひとつになって存在しています。5つのボディとは肉体、エーテル体、スピリット体、マインド体、ソウル体です。それぞれのボディが7つのチャクラをもっていて、このチャクラは5つのボディからの放射を相互に作用させるエネルギーポイントだそうです。すべてのチャクラが生産的に活動し、調和がとれていれば、人は人生におけるトータルなバランスがとれてくるのですが、私はまずチャクラを意識することが先のようです。
チャクラというと第1から第7までのものだけかと思っていましたが、講師は肉体の隅々まで小さなチャクラは存在すると言っていました。いわゆる針治療や指圧などのツボがそれです。
ワークはさまざまなクリスタルを使って行われます。ひとりでも2人でもできます。私は自分自身で自分を癒すのを目的にしていたので、ひとりでやってみました。まず足の指の先にとがったクリスタルを当てます。講師は足のチャクラは排水栓のようなもので、自分の中にあふれたエネルギーを大地に流したり、エネルギーが必要なときに汲み上げたりできると言います。足って大地と自分がつながるために役立つところなんですね。そんな意識をもったことがなかったのでとても新鮮でした。
水晶やアメジスト、ローズクォーツなどさまざまなクリスタルが用意されていましたが、私はアメジストを使ってみました。体の各箇所に対応する石というものもあって、自分の症状に合わせて使ってもいいようですが、私は自分の好きなものを選びました。
静かな部屋の中で足の指先とクリスタルが当たっている部分だけを意識していると、どんどん自分の中にエネルギーが入ってくるのがわかりました。体が温かくなってきて、クリスタルを持っている手がビリビリしました。足の各指に同じようにクリスタルを当てて、また手にもしてみました。ゆっくりとした時の流れの中でこんなにも自分の体を見つめたのは初めてだったので、体が喜んでいるように感じられました。
それからは自宅でもやっていて、目が疲れたときなどはまぶたの上に優しくクリスタルを当ててみたり、肩の張りを感じたら首筋に当ててみたりといろいろ工夫しています。今回のワークを受けたことで、体の痛みは自分の内側からのメッセージなんだということに気づきました。そして、自分の体を見つめる時間をもつことの大切さも感じました。
（主婦・30歳・女性）