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心理学系のワーク

心理学系のワーク(詳細)

セラピーの源流

潜在意識に働きかけるセラピーの源流ともいえるヒプノセラピーにおいては、クライアント(受療者)をトランス状態において、言葉での暗示で心理状態を変化させたり、退行催眠で原因となったトラウマ(心的外傷=心の傷)を探し出して解放したりする。
催眠状態の研究から登場したフロイトは、抑圧された願望や欲求が夢や連想に反映されると考え、クライアントに自由連想をさせてその内容を話させる精神分析の手法を生み出し、それを心を把握する道具として用いた。 フロイトの精神分析は大きな潮流となり、そこから(フロイトと袂を分かつ形で)ユング(深層心理学)やライヒ(ライヒアン・セラピー、ヴェジト・セラピー)といった、現在も広範な影響力を与え続ける人々が輩出された。
ユングは無意識を重視し、夢などで現れてくるシンボルやイメージは無意識からのメッセージであると考えた。そしてシンボルやイメージの意味を手がかりに、無意識の領域を探究した。また問題や病気を単にトラウマや不都合なものとしてではなく、自己(セルフ)や魂の現れとして捉えた。 ユングのこの思想と方法論は、プロセス指向心理学(POP)、ドリームワーク、箱庭療法、イメージワークなどに色濃く引き継がれているが、トランスパーソナル心理学の系統にあるセラピーのほとんどが、影響を受けているといってもよい。
一方、ライヒは心身相関性を重視し、体を通して心に働きかける手法を提唱した。その思想と方法論は前章で取り上げた各種のボディワークならびに、バイオシンセシスなどの身体性を重視するセラピーに多大なる影響を与えた。また、その他のトランスパーソナル心理学系のセラピーへの影響力も大きい。

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