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クラニオセイクラル・ワーク

クラニオセイクラル・ワーク(体験談)

友人に聞いていたので、クラニオセイクラルには以前から興味がありました。助産婦という私の仕事の中で使えそうなテクニックだと感じたので、この技術を習得するためのトレーニングに参加することを決めました。
初めてクラニオセイクラルを経験したのは、7月に個人ワークを受けた時ですが、その時は右半身と左半身が違うように感じられるという程度でした。左半身に触れられることが多いので、左の肩や腰が凝ることと関係しているのかなと思いました。
左側頭骨の付け根を押さえられると、くっついているのが伸ばされるような感じでけっこう痛かったんです。その後「レベル1」でやり方を習った時「こんなに軽く押さえられていただけだったのか」と驚きました。適切な場所を押さえれば、力はいらないんですね。一番重要なのはクラニオセイクラル・リズムをつかむことですが、これは個人差があって、わかりやすい方と、そうでない方がいるんです。でも、私はとにかくリズムを感じようとすることが大切なんだと思っています。感じようとすることで自分の内面も静かになりますし、やられているほうも、やっているほうも楽になるのがいいと思います。リズムを感じるために、最初はかかとを手のひらで支えてみるんです。かかとが内側に傾く感じと、開いていく感じで、緊張とゆるむ感じをつかんでいきます。
「レベル1」は、ファシリテーターになるためのトレーニングですから、人の体のしくみなど、解剖学的なこともテキストやスライドを使って学んでいきます。医学的な要素も多いのですが、私は仕事柄、違和感はありませんでした。一般の方もたくさん受講していましたが、ついていけないということはないようでした。それに受ける側にしてみれば、ある程度きちんとした知識をもっている人のほうが、安心ではないでしょうか。
一緒にトレーニングを受けた人達の中には、腕が引っ張られるように上がっていったり、首がぐっと持ち上がってきたりして、体が傷を受けた時のポーズをつくっている人もいました。涙が溢れている人もいて、後で聞くと「とてもすっきりした」と言っていました。目がよくなって、眼鏡の度が合わなくなった人も多かったですね。筋肉の緊張を緩めるワークですから、視神経のまわりの筋肉もゆるんで、正常に近くなったんでしょう。
トレーニングは、お互いの体で勉強するので、終った後はかなり体が元気になります。学びながら癒されているんですね。私は、仕事の都合で睡眠が不規則なんですが、短時間の睡眠でも気持ちよく起きられるようになりました。
私がこれを選んだのは、「セラピストが何かを施すのではなく、自然治癒力を活かす」という点が気に入ったからです。赤ちゃんが誕生してくる現場にいると、はかりしれない自然の力を日々感じますから。今後は、自然な形で妊婦さんにこの技術を教えたり、赤ちゃんに施したりできるといいなと思っています。
(助産婦・33歳・女性)

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