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~こころ軽やかに~
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スーフィー

スーフィー(体験談)

スーフィー画像

都会に住む私は、毎年行なわれるスーフィーのワークショップに参加するのを、とても楽しみにしているひとりです。
千葉の山奥で、地球にやさしいエコロジカルな生活を送るリーダーの方の家のまわりは、美しいエデンの園を感じさせる波動で包まれていて、訪れるだけで癒される気がします。この日も、東京からの参加者が多く、学校の先生、陶芸家、医師、会社員と、いそがしい生活の合間に参加しにきていました。
瞑想が始まり、虫の音と、瞑想をリードしていく人の、穏やかで透明な声のハーモニーに、私の中に流れる生命エネルギーも、天地と深くつながっていくようでした。
夜は、ベジタリアン料理に舌鼓をうち、ハーブのお風呂に入り、自然の恵みに満たされた後、キャンプファイヤーが待っていました。男女10名ほどが勢い良く燃えあがる火を囲み、太鼓に合わせ一歩一歩あるきながら、自分の中にある不必要なもの、エゴ、痛みなどを、それぞれ祈るように、真っ赤に燃え上がる火の中へすべて捨ててゆきます。
一人ひとりの願い、皆で分かち合う喜びが光となって空高い煙とともに、宇宙へ帰っていくようでした。火の強さと、マキのやさしい匂いがまだ残っているようです。
その後、皆で手をつなぎ満月の月光の下で、ピース・ダンスを踊り、歌を歌い続けました。歌うことで私の心は開かれ、目と目を合わせて踊ることで心が通いあい、手と手をつなぐことで生命が触れ合って、まるで子どものように楽しいスキンシップを味わいました。踊り疲れると、火のまわりに座って、ギターの音色に耳を傾けて夜はふけていきました。
翌日は、瞑想、太陽の下でのヒーリング瞑想、ネイティブ・アメリカンの地球を浄化する4つの方向への祈りのダンスと、心と体がどんどんと生まれ変ってゆくようでした。
そして最後に、一人ひとり近くの山を散策し、瞑想し、自然からのメッセージと贈り物を何かひとつ持ち帰り、裏庭の中央に祭壇を作り、その上に捧げました。花や、石、つたなどのそれぞれの贈り物からのメッセージを、一人ずつ皆に伝え、それを分かち合ってゆくものでした。
一人ひとりが、なんとピッタリと合った贈り物を自然から受け取ってきたことか!一人ひとりの感性のすばらしさに感動させられっぱなしでした。
自然からの恵みと愛をいっぱい受け取って、そして集まってきた人達と心を開き、触れ合って、皆で感じることのできた愛と調和と平和の波動を大切に持ち帰り日常の生活の中で生かしてゆきたいと思いました。
「スーフィーは、自由の道です。道具はあげますが、それを使うのは自分です。使わなければサビてしまいます。土を、草だらけにしておくと、土が固くなってしまうのといっしょです」とリーダーの話された言葉が、今もとても印象に残っています。
(ヒーラー・40代前半・女性)

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