セラピー・ヒーリングサロンの検索 フィリ/FiLi

~こころ軽やかに~
豊かな人生を創造したい人へ
ダンス・ワークショップ

ダンス・ワークショップ(体験談)

ダンス・ワークショップ画像

大学在学中は、児童教育を専攻していました。ボランティアで障害者の人達とキャンプなどで交流していくうちに、自分がもっていた障害者の概念が崩れていったのです。そこには言葉がなくても通じる何かがあったのです。それから体で表現するということに興味がわき、ダンスのワークショップに参加してみました。そこでは、障害のある人とない人が一緒にワークするのです。そのとき、障害者がすばらしい表現をするのを見て、とても感動しました。
障害のあるなしはまったく関係ないのだ、言葉は人との壁を作ってしまう、便利だけど邪魔にもなると感じたのです。そのときは、こんなことをしました。グループの中にボールあるいはトイレットペーパーを投げ込み、それをモチーフに踊り出すのです。いろいろな動き、可能性があり、それまで持っていた既成概念がはずれました。それまで自分の狭い世界でしか見ていなかったのですが、まったく違う世界もあるのだとわかったのです。自分の概念を広げたいと思うようになりました。自分の中の創造性、可能性を発見したいと強く願うようになったからです。
大学を卒業してから、現役の舞踊家のワークショップに参加する機会に恵まれました。初めてのワークのとき、自分を踊りの中で発見でき、開放的な気持ちになりました。それまでは、カウンセリングや禅など、動きのないところで自分を見つめることに、限界を感じていました。そのときは、紙風船をモチーフにして踊ったのですが、よくあんなものひとつで、長い時間踊れたなと感心してしまいました。でも、子どものころは一日中、無心で遊んだことを思い出しました。紙風船は、自分の心を引き出す鍵だったのです。
次のワークでは、グループでの動きを中心とした踊りをしました。やはり、子どものころの記憶とつながり、いろいろ学んだと思います。自分の心と遊んだり、他人との係わりを楽しんだりして、踊っていくうちに幼いころの自由さを感じていきました。その舞踊家は、参加者の子どもっぽい要素を引き出すのがうまく、とてもオープンで、ワークにすんなり入りこめました。
私は、子どもたちを対象にしたアート・セラピストを目指して勉強中です。今、多くの子どもが、自分を見つめていない気がします。自分がやっていることに意義を感じることができ、また、なにがいやで、なにが楽しいのか感じられるような人間になれればいいと思うのです。自分の中に秘められた創造性を、ダンスやアートを通して、自由に表現できるようなワークをしたいと思っています。
(会社員・26歳・女性)


以前から身体表現に興味があり、創作舞踊をやっていました。深く追求していくうちに、色々なダンス・ワークショップやボディワークに参加するようになりました。創作舞踊のワークは、自分の踊りを創るということについて考える場になっています。参加するごとに、自分の踊りについて悩み、考えてしまいます。しかし、そのたびに前進していることもわかるのです。踊ったあと、参加者が感想を述べあうので、自分が感じたことを意識できるし、閉じこもらないので解放される気がします。いまは、好きだからやっているだけですが、それがいろいろなことにつながっていくのだと思っています。
(学生・24歳・女性)

印刷:フィリ http://www.fili.co.jp