クリエイティブ・ライティング

日本ではあまりなじみのないクリエイティブ・ライティングですが、アメリカでは大学などで講座が開かれ、ナタリー・ゴールドバーグの著書「クリエイティブ・ライティング」が教科書的な存在として位置づけられています。そこには、書くことで自身の奥深くまで探ることができ、過去の感情や体験を直視することが癒しや気づきにつながると記されています。また、創造的な文章を書くには自分の中にある感情をすべて書き尽くす作業が必要だとも書かれています。書くことをテーマとした療法はほかに、ジャーナル・ライティングという方法もあり、これは心理学者、ユングの弟子であるプロゴフが開発しました。どちらも自分自身、そして他者の内なる声に耳を傾けられるようになるといわれています。