サイキックマッサージ(詳細)

共鳴の豊かさ

セッションは、クライアントの個人的な状況についての短い話し合いから始まる。はっきりとした問題や身体の心配、関係性、仕事、精神的な成長などについての応答をし、今の様子を把握しセッションの参考とする。
クライアントが「いまここに」くつろいだら、セラピストはひとり静かに瞑想状態に入り、そのスペースに2人を包みこむ。そして身体の主なエネルギーポイントである両足と、7つのチャクラのレゾナンスチェックをする。
レゾナンスとは共鳴という意味の音楽用語で、たとえば音程が完全に合った2つの音は、ひとつであるときよりも豊かで、響きに満ちているただひとつの音を創りだす。セラピストは、クライアントと容易に出会える場所を知るために、どの部分にレゾナンスの豊かさが増すかを調べるのだ。そしてこのレゾナンスを身体全体に広げるためのマッサージを始める。もし、レゾナンスがあれば暖かさや明るさ、生命力を感じ、瞑想性がある。クライアントは溶けるような広がりや、我が家にいるという喜びを味わうだろう。この2人の瞑想の深みの中で、外からのなんの強制もなしに、成長に向けての内からの衝動を感じ始める。私的な夢の世界から、ふっと自分自身への気づきを取り戻すのだ。一方、レゾナンスのない場所は固く閉ざされた感じがし、外側のことで忙しく夢を見ている。たとえるなら、電話をかけても話し中の信号音が返ってくるだけのような感じがするのだ。その場合、セラピストが触れても、クライアントは満たされない気持ちを味わったり、抵抗のため眠りに落ちたりしてしまう。