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~こころ軽やかに~
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コンシャスタッチ

コンシャスタッチ(体験談)

コンシャスタッチ画像

トレーニングの3日目ぐらいだったと思う。最初は、やはり触れることに緊張があった。けれど、とても親密で陽気な雰囲気の中で、人の身体に触れること、触れられることが本当に楽しくなっていた。そして、内側で何かがはじけた。芝生の上に座って新緑の山々を眺めていると、涙があふれてきた。自分が受け入れてもらえたという実感があった。自分自身でも虚弱なやせた体が好きではなかった。どこかひけめを感じて受け入れていなかったのだ、と気づかされた。何かとても癒されていく感じがした。自分の身体がいとおしく感じられた。受け入れてもらえなかったらどうしようという恐怖から、自分で勝手に築いていた男性と女性を隔てていた壁がくずれていった。
目を閉じてしばらく座っていた。あるがままにくつろぐことの質を、このとき、初めてて味わった気がする。いろんなタッチの仕方を学ぶことは、とても興味深かった。でもそれだけではない、もっと大きなことを体験していた。意識的なタッチが、いま、この瞬間に気づきを連れ戻してくれる。過去や未来に思いを巡らしていた自分に気づかされる。それは、とてもシンプルなことだった。
自分が受け入れてもらえたという実感や、今、この瞬間に気づいていることの味わい、トレーニングでのこれらの貴重な体験は、私の宝物として、内なる旅を続けることの勇気づけとなっている。そして、コンシャスタッチによって始まった、身体という小宇宙の神秘への探求は、尽きることなく続いている。たくさんの仲間とともに。
(会社員・40代・男性)


コンシャスタッチのトレーニングで、初めてセッションしたときのことを今でもはっきりと覚えています。今ここにいて、あるがままを受け入れ、自分のハートと手を信頼する。とてもシンプルなことを行なっているだけなのに、私は相手の人の体の美しさに圧倒されてしまいました。人間の体をこんなにも美しいと感じたのは生まれて初めての体験でした。そのときから、私は人間の体がもつ美しさと神秘に魅せられています。
セッションを何回か続けていくと、時には何も起こらないと感じることがあります。退屈に感じることさえも。そんなときもただそれを受け入れ、今この瞬間に起きていることを感じています。以前の私なら、何とかしなければと焦ったものですが、それはそれでOKなんだと思えるようになりました。そう思えるようになったのは、この瞬間にいるということの味わいに、私自身が本当に気づき始めたからかもしれません。
これは、日常生活にもいい影響を与えているようで、以前よりもずいぶん肩の力を抜いて生きられるようになりました。私は、職業としてボディワークをやっていくつもりはありませんが、これからもコンシャスタッチを続けていきたいと思います。
(主婦・30代・女性)


意識的に触れる。自分の身体を、他人の身体を、空っぽの意識で、今ここで感じる。とても単純なことです。子どものときは、当たり前にやっていたこと。いつも誰かに、抱きつき、しがみつき、噛みつき、よじ登る。子どものとき、母親や家族と触れ合うことは、食事をとるのと同じくらい大事なことです。触ってもらえない赤ちゃんは成長することができません。そんな大事な食事を、いつから忘れてしまったんでしょう。
コンシャスタッチを受けたとき、うれしかったです。ずっと何も食べていないときに、1杯の温かいお粥に出会ったような喜びでした。オープンなハートからの、シンプルで繊細なタッチ。この体験は満足と落ち着きを与えてくれました。
しかし、初めてワークショップに参加したときは、本当に驚きました。自分の身体への無意識さに。自分にとって、身体は疎ましい牢獄のようなものでした。よく風邪はひくし、肩も凝るし。でも、自分の身体、みんなの身体にタッチしていく中で、改めて気づかされました。生きてるうちはこの身体と共に生きていかなくちゃいけないんだと。そんな当たり前のことにようやく気づけたんです。この気づきから、たくさんの豊かなものと出会うことができました。その出会いは今も続いています。
(会社員・20代・男性)

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