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クラニオセイクラル・ワーク

クラニオセイクラル・ワーク(詳細)

エネルギーのかたまりが出ていく

体の異常は、エネルギーのかたまりに原因があることが多い。それをエネルギーシストと呼ぶ。これは、スキーで転んだ、事故に遭ったといった外傷時に体に入り込んだエネルギーのことで、体内で徐々に小さくなって密度を高め、強力になっていく。そのかたまりが、体の組織や機能を破壊していくと考えられる。また、いわゆる精神的外傷も同じようなエネルギーのかたまりになっている。エネルギーシストは、何年も経ってから外傷と一見関係のない部位に作用することが多い。それで本人は、現在の痛みと昔の外傷との因果関係に気がつかないのである。
それでも、細胞は外傷を受けたときのことを記憶していて、ファシリテーターの力を借りながら、事故時の体位そのものになるまで体を勝手に動かしていく。体位が決まると、エネルギーが入ってきた入口が開かれ、入ってきた経路をさかのぼってエネルギーが出ていく。そのときまで過剰であったエネルギーが放出されることでバランスがとれ、体は本来の健康を取り戻すのである。精神的外傷の場合も、それを記憶している細胞に働きかければ、ソマト・エモーショナル・リリースと呼ばれる感情の解放が起こり、エネルギーが放出される。
エネルギーが出ていく際、外傷を受けた時の記憶がよみがえることがある。「忘れていたけど、6年前に階段から落ちておしりを打った」「赤ん坊の頃、父が私の手首を握って泣きやめと脅した」など、原因はさまざまである。階段から落ちた人は、落ちた時の体位をとることで元気になり、父に対する不可解な怒りに戸惑っていた人は、ファシリテーターに手首を軽く支えられることで怒りを解放し、父を許せるようになるのである。
またこのワークは、症状のない健康な人にも有効である。クラニオセイクラル・システムの中にある中枢神経の代謝は活発になり、免疫システムが向上することでストレスが減少し、疲れにくくなるという。幸福感が高まるという人が多いのは、ホルモンバランスの向上によるものとも考えられる。
クラニオセイクラル・セラピー創始者のアプレジャー氏はもともとオステオパシー医師であり、大学教授でもある。医学的知識を基にしてはいるが、心理的働きかけも施し、場合によっては手の平から直接エネルギーを送ってヒーリングを行なうこともあるようだ。ボディ、マインド、ソウルをひとつとみなす治療で大きな成果をあげている。

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