チベタン・パルシング・ヒーリング(詳細)

ハートの力

全2時間のセッションで、約30分が瞳のリーディング、約1時間がヒーリング、その後の約30分が深い瞑想状態から徐々に目覚めるのを待つ時間にあてられている。ヒーラーによる直接刺激が終わってから、体のさまざまな部位に生体電気エネルギーが放出され、痛みやしびれに似た一過性の症状を感じることがあるが、ヒーリング後30分ほどたつと消失するので心配はいらない。
現在、チベタン・パルシング・ヒーリングはインド・プーナの和尚コミューン・インターナショナルか世界中の和尚冥想センター、または和尚のサニヤシン（弟子）によるセラピー団体で受けることができる。
個人セッションではすべてをヒーラーに任せることになるが、ワークショップではリーダーの指導のもと、参加者が交互にヒーラーの役割をこなすことになる。
また、和尚コミューンでは、さらに深く学びたい人のために、チベタン・ヒーラーへの登竜門として「インテンシヴ」というワークショップが用意されている。そこでは具体的なヒーリング法や瞳のリーディング法、さらに各臓器に対応したムドラー（手印）やマンダラ、音楽などについて学ぶ。
チベット仏教に連綿と伝えられてきた秘儀を再体系化したチベタン・パルシング・ヒーリングは、このように秘教的な魅力にあふれている。しかし、癒しをもたらすのはあくまでも「ハートの力＝愛」であるということを忘れてはならない。愛が流れるとき、そこに癒しが起こるのだ。