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レイキ

レイキ(詳細)

発祥の地は日本

1800年代の末から今世紀初頭にかけて、臼井甕男はこうしたエネルギーとその利用法を探し求め、再発見し、それを〈霊気〉と名づけた。彼は密教・仙術など様々な秘教的教義を探求し、長年の研究の末、ある仏典に癒しの方法についての手がかりを発見した。だがそれをどのように活用するのかがわからず、実際にはその癒しをすることはできない。
そこで彼は、死をも覚悟の上で、京都の鞍馬山において21日間の断食と瞑想をすることにした。そして満願の日。現在レイキで使われているいくつかのシンボルのヴィジョンが眼前に浮かび、天から大きな光が入ってきて、彼は気絶してしまった。気がつくと、目や口、手からエネルギーが出ていた。その後、自分自身のケガを癒したことをはじめ、彼が手を触れると、周りの人々に次々と奇跡的な治癒が起こったのである。
病人を治しているうち、臼井氏は、自分だけでなく他にもレイキを行なえる人が必要だと考えるようになった。あるとき瞑想をしていると、他の人に癒しの能力を与える方法がひらめいた。それが今日、アチューンメントと呼ばれているものだ。臼井氏は1922年に東京・青山に臼井霊気療法学会を開き、多くの人々に霊気を教え始めた。そのうちのひとりが、退役軍人で、人に奉仕をしたいと考えていた林忠次郎であった。
林氏が、東京に開いた治療院に、1935年、日系アメリカ人のハワヨ・タカタという女性が連れてこられた。彼女は重い病気を抱えており、死ぬ準備のために日本にやってきたのだった。しかしレイキにより健康を回復し、レイキを学びたいと強く願うようになった。そして林氏からアチューンメントを受けたのである。彼女の弟子や孫弟子たちが広く活動しているために、レイキはむしろアメリカで有名なほどだが、実はこのように、日本で生まれたものである。

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