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ロルフィング

ロルフィング(詳細)

ストレスは筋肉に記憶される

ロルフィングは10回の基本コースから成り、各セッションごとに、体の各部分に記憶されている感情的または肉体的なストレスをほぐし、解放していく。しかし、「骨格」に働きかける理学療法での牽引やカイロプラクティックなどとは根本的に異なる。ロルフィングはロルファーが手を使って、受け手の硬くなっている「筋肉」を伸ばし、柔組織をほぐして施術する。筋肉をあるべき位置におさめることにより、骨は自然に位置を修正し、兆候として現れている痛みなどが自然に癒されていくのである。
「ロルフィングが不要な人はフレッド・アステアだけ」と博士はいっているが、現代社会での私たちの生活は複雑でストレスも多い。その結果、ある感情に対応する部分の筋肉は緊張し萎縮してしまい、これがパターン化してしまうと目に見える形=姿勢の歪みとなって現れる。そうなってしまうと、自分ひとりでそれを修正していくのは容易ではない。だからこそ自分の体に注意を向ける(気づく)ことが大切なのである。中高年層の過労死は時代の象徴ともいえ、あまりにも多くのストレスに押し潰された結果である。ここまで来てしまうと、自分の体の出している注意信号すら気づけなくなってしまうのである。
あまりにも多くのストレスがあると、自分の体の出している注意信号すら気づけなくなってしまう。体のなかに閉じ込めたストレスを解放し、しなやかな体を取り戻すことにもっと注意を向ければ、生きることはもっと楽になるだろう。ロルフィングは心理療法ではない。しかし体験者たちが語るように、体が統合されるにつれて否定的な感情は解放され、心のバランスを取り戻していくことができる。それは心と体が切り離せるものではないという事実の表れである。
また文化的な慣習の相違として、日本人は欧米人とは違って、体にさわられることに慣れていない。しかし人間が言葉を使う以前の、最初の直接的なコミュニケーション手段は「体にさわる」という行為であり、それは人間の本能である。さわられることに慣れていない日本人のほうが、ロルフィングによる変化に対して非常によく反応するというのも事実である。施術の前後に撮影する全身写真の比較により、その変化を目で見て確認することもできる。

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