和尚

和尚（一九三一年～一九九〇年）は、インド系スピリチュアル・マスターの中で最も有名なひとりです。旧称をバグワン・シュリ・ラジニーシといい、21歳の時に人間意識の究極の開花である「光明」を得たそうです。スピリチュアル・マスターとして活動をはじめた70年代より欧米の探求者を魅了し続け、亡くなった際には彼の教えである「死は祝われるべきもの」という言葉の通り、一万人もの弟子たちによって祝福されました。実際の和尚のアシュラム（修行場）でのワークは、ほかのインド系スピリチュアル・マスターとは異なり、西洋の心理学などを取り入れ、問題に正面から取り組む画期的なものでした。独自の瞑想法を展開したことでも知られる和尚は、今なお世界中の人たちをひきつけています。