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~こころ軽やかに~
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和尚

和尚(体験談)

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瞑想に興味をもち始めたのは中学生くらいの時だったんですが、その頃は5分と瞑想することができませんでした。そりゃそうですよね、子どもにじっとしてることができるわけがありません。
で、瞑想への興味はしばらくなくなっていたんですけど、90年くらいにニューエイジ・ムーブメントが流行して、書店の精神世界コーナーへ足を運んでみたんです。
そこで出会ったのが、和尚の瞑想法がたくさん書かれた『オレンジブック』という本。
そこには体を動かす瞑想が載っていたので「これなら落ち着きのないボクでもできるかもしれない」と考え、購入してみました。
それで本を見て自宅でクンダリーニ瞑想やナーダブラーマ瞑想をしていると、シーンとした静寂の中に簡単に入ることができました。また、ハートがふるえて涙が自然にあふれたり、何らかの力が頭頂部から脊髄に入ってきて2~3日の間酔っ払ったようにハイになることもありました。
ただ、スゴイ衝撃がバーンと体にやってきて、五感がしばらくの間機能しなくなったのには、少なからず恐怖を感じました。
そんなこともあって「独学でやってちゃいかんなー」と考えて、その頃、横浜にあった和尚の瞑想センターに行ってみたんです。そして、そこで初めてセラピーというものを受けました。
その2泊3日のワークショップの名前は「内なる脱条件付け」というもので、チャクラと過去生のワークによって、人間の自由を束縛している条件付けを解除する、という内容です。
その中で「第4チャクラ(ハート)のエナジーを第3チャクラ(みぞおち)に導く」というワークをやったんですが、この時ボクは笑いがこみあげてきて大笑いしちゃったんです。「第3チャクラが開放されると笑いが起こる」というセラピストの言葉を聞いたのは、次の日のことでした。
その後、メールオーダーで和尚のサニヤシン(弟子)になったボクは、1992年の秋ごろにインドの和尚コミューンへと旅立ち、6カ月間滞在しました。
そこではいろんなセラピー…ブレスやチベタン・パルシングやカラーパンクチャー、キネシオロジー、フー・イズ・イン…などを体験して、自分の問題とは何なのか?を深く深く掘り下げて観ていきましたが、実は一番楽しかったのは歌のワークショップとボーン・アゲインという瞑想セラピーでしたね。
前者は歌って踊りまくるだけのシンプルなワークショップで、後者は1時間子どもになって遊び、後半1時間は瞑想するというモノですが、これらのワークで忘れかけていた子どもの頃のフィーリングが蘇りました。目に映るすべてのものが新鮮な輝きを放っていたあの頃の感性を取り戻したんです。
それと自分の中にイタズラ好きの「悪ガキ」が潜んでいるのも発見しました。これまで自分は小心者だとばかり思っていたんですけど…。
そんなわけでインドから帰ってきたボクは今、自分の中にいる「悪ガキ」を受け入れつつあります。まだまだ、内なる「学校の先生」がウルサイんですが、そのうち和解できるでしょう(笑)。
精神世界の「ガキ大将」和尚に惚れてしまったのも何かの縁。いつの日か、和尚とニルバーナで一緒に踊りたいもんだけど、今は「この世」で自分自身を受け入れて、軽やかに生きていきたい。
(自由業・26歳・男性)

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