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~こころ軽やかに~
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ヨガ

ヨガ(体験談)

ヨガ画像

結婚してまもなくの頃、精神的に弱かったこともあってゼンソクになってしまったんですよ。それでハタ・ヨガの先生をやっていた義理の母からヨガを勧められ、初めは抵抗して「絶対やらない」と思ってたんですけど、いつのまにかやり始めてたんですよね。
結局ゼンソクは治って、それで喜んでたんですが、今度は義母がガンになってしまって、やっぱりヨガに対する不信感を抱いてしまいました。
そんなとき義母から『あるヨギの自叙伝』を「あなたもヨガをやってるんだから読みなさい」という感じで手渡されたんです。で、読んでみたらすごく感激してしまって、本の中で紹介されていたババジのことをもっと知りたくなりました。
それで、その頃日本にはババジのクリヤ・ヨガを伝授する機関がなかったので、SRF(ババジの指示を受けパラマハンサ・ヨガナンダ師が創設したヨガ団体。クリヤ・ババジ・ヨガ・サットサンガ日本協会との直接のつながりはない)へ手紙を書いて、クリヤ・ヨガの通信教育を受けようとしたんです。
ところが、その直前にある合宿があって、そこの主催者の先生方が私の目の前にババジの顔写真が印刷されたパンフレットをポンと置いたんですよ。それで「アレッ」と思って、引き寄せられるようにクリヤ・ババジ・ヨガ・サットサンガ日本協会主催の第一回クリヤ・ヨガ行法伝授セミナーに参加しました。
実際にクリヤ・ヨガをやってみた感想というのは、「幸せ」。行法の最中に喜びが溢れてくるんです。これは、ただ幸せというしか表現できません。
それで朝は1時間半から2時間、夜に30分くらいのクリヤをするようになったんですけど、クリヤ・ヨガを日課にするようになって変わったことといえば、自分をコントロールすることができるようになったということと、誰とでも話せるようになって(以前はそうじゃなかったんです!)、人が寄ってきてくれるようになったということですね。ちなみに人からは「精神的に強くなった」と言われてます。
また、体質も変わりました。四つ足(豚や牛)などを食べたいという気持ちがなくなってしまいましたね。食べられないということではなく、自然な形で、欲しいとは思わなくなりました。体が浄化されているという感じがします。
あと、私は中級コースも受けているんですが「日常生活の中で自分を客観的に観る」というテーマのこのコースを学んでからは、自分がかわいらしくなったというか、より受け入れられるようになりました。以前は、人のことは許そうと思っていたけど自分のことはなおざりにしていた部分があって、それが苦しかったんです。でも今では、自分も他人も許すことができてすごく楽になりましたね。
クリヤ・ヨガを始めてから、いわゆる神秘体験というものも体験しましたが、これについては人それぞれだと思うし、あまり詳しく話したくありません。ただ興味のある人のためにひとつだけ言っておくと「体の中に地獄と天国があって、自分の体が一つの宇宙なんだ…」という体験をしたことはあります。
(ハタ・ヨガ教師・38歳・女性)


精神世界を歩んでいく上で杖になるような術を身につけようと思い、ハタヨガを習いました。最初は身体のあまりの堅さに挫折しそうになりました。他の人たちが楽々とこなしている準備運動にもついていけず四苦八苦する有様。3カ月を過ぎた頃からやっと様になってきました。身体が堅い分、単純なアーサナでも全身に刺激が行き渡ります。その効果に驚き、だんだんヨガが楽しくなっていきました。
まず背骨が真っ直ぐになり、身体の歪みが矯正されました。おかげで座が安定して長時間瞑想しても疲れにくくなりました。そして季節の空気を敏感に感じるようになり、草花や木、雲などの自然を愛でる感性が少しずつ育っていきました。
食生活も変化して、食べ過ぎた翌日は身体が重く、いつもは簡単にできるポーズも難しくなります。肉食や暴飲暴食で内臓が疲労してくると、その部分に血が溜り、サラサラと身体の中を流れていきません。菜食の方が気持ちがよいので自然に穀類中心の食事になりました。
半年を過ぎたころ、陰陽図をイメージする観想をしていると図が回りだし止まらなくなりました。『木のアーサナ』を5分ほど行ない再び観想をしたら図がぴたりと静止します。身体と意識の密接な関係を実感しました。その後、興味本位で激しい呼吸法を続けていたら、突然クンダリーニが上がり1カ月ほど苦しみました。自己流で行なったために、妄想の中で溺れ、俗に言う『魔界』を体験したのだと思います。ヨガは信頼できる師の指導の元で行なうものだと痛感しました。また、アーサナや呼吸法以前に健全な自我を確立することも大切だと思います。
(デザイナー・29歳・男性)

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