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瞑想法

瞑想法(詳細)

瞑想のポイント

このような人間の現状に対し、瞑想のマスターたちは「瞑想によって肉体と感情と知性を超えた真の自己を発見しなさい」と提案している。
すなわち、肉体・感情・知性は便利な道具だが、それと「真の自己」を同一視してはいけない。同一視してしまうとそれらの奴隷になってしまうよ…と説いているわけだ。
では肉体・感情・知性の支配から逃れるためにはどうしたらいいのだろうか?
ある瞑想のマスターは、そのポイントとして「判断をしないこと」「リラックス」「気づき」の3点を挙げている。
「判断をしないこと」とは絶えずわき上がる自分の思考や感情、肉体感覚に対して「いい」とか「悪い」といった判断を下さないことで、これによって知性と肉体・感情との間の葛藤を回避する。
「リラックス」とは心身に不自然な緊張がない状態のことで、このとき瞑想者の肉体・感情・知性の働きは静まり、お互いに抑圧しあうことがなくなる。
「気づき」とは意識をクリアに覚醒させておくことで、これが欠如したままリラックスすると、瞑想者は単に眠りに陥る。もちろん眠り自体には何も悪いことはないが、瞑想の目的は思考が静まった状態で意識をクリアに保ち、真の自己と肉体・感情・知性との脱・同一視を達成することにあるわけで、意識を失って眠ってしまえばそれはもはや瞑想ではない。(注・意識をもったまま眠るという瞑想法はある)
また、別の瞑想のマスターは「いま・ここに在ること」を重要なポイントとして挙げている。
「いま・ここ」で起こっていることに気づいていることで、過去の体験によって形成される「条件付け」から開放される、という教えである。もちろん記憶喪失になれ!といっているのではなく、記憶と自分とを脱・同一視せよ、と説いているのだ。そして、そうすることによって過去の自分を超えるわけである。

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