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~こころ軽やかに~
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ダイナミック・メディテーション

ダイナミック・メディテーション(体験談)

じっと座っているのが苦手な私は、和尚の『オレンジ・ブック』でダイナミック・メディテーションの方法を知ったとき「これだ!」と思いました。
しかしワンルームの私の部屋ではトータルにこの瞑想を行なうことが難しかったので、和尚の瞑想センターを訪ね、そこの完全防音ルームで体験したんです。
で、初体験の感想は「疲れた!」という感じ。特に第3ステージのジャンプはこたえます。私なんかは時々休みながら跳んでいました。
いわゆる瞑想状態になった気分はしなかったんですけど、瞑想の後のご飯はおいしく、道端の花や空に浮かぶ雲がいつもよりちょっと美しく見えたのが印象的でした。自分の感性がリフレッシュされた感じです。
またこの強烈な瞑想を何度か体験していくうちに、無意識の何かが刺激されたのか、それまでモノクロだった夢がカラーになり、臭覚や触覚もつき、人を殺す夢や殺される夢、また性的な夢をよく見るようになりました。これらの夢はこれまで私の無意識に抑圧されていたものなのでしょう。
この瞑想はまさに、身も心も硬く凝り固まった「私」に振り下ろされたハンマーのようなものでした。でもその一撃が強力なものであればあるほど、その後の静寂はより深いようです。
ある日のダイナミック・メディテーションでのこと、私は始める前に「きょうは死ぬ気でやろう。ジャンプも絶対休みなしで跳ぼう」と決心していました。体重が○キロの私にとって、これは一大決心だったわけです。
そしていよいよ始まりました。第1ステージ、第2ステージと進みついに第3ステージ。ジャンプはとてもきつく、何度も休みそうになりましたが、その度に限界を超えていきました。
ただただジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!しかしそのとき、必死にジャンプしている自分と違うもうひとりの「自分」が内側の深いところにいるのが感じられました。その「自分」は、必死にジャンプしている方の自分の姿をまるで他人ごとのように眺めているんです。
これが和尚の言う「目撃者」なのかどうかはわかりませんが、この体験以来、自分がピンチに立たされ慌てふためくような場面になっても、そのドラマ全体をのんきに眺めているもうひとりの「自分」の存在を感じるようになりました。
もちろん、私は相変わらず慌てたり、落ち込んだり、悲しんだりしていますが、本当の意味でパニックに陥ることはもうないと感じています。
私の深いところで、常に目覚めている「自分」がいる…。まだ寝ぼけマナコでクリアーな視界ではないけど、ダナミック・メディテーションを続けることで、この目がより大きく開かれる気がします。
(会社員・29歳・男性)

*心臓病、呼吸器系の疾患をもつ人、および体調のすぐれないときは行なわないこと。また、自宅で行なうことは可能ですが、初めての人は日本各地にある和尚瞑想センターで指導を受けた方がいいでしょう。

印刷:フィリ http://www.fili.co.jp