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ヘラーワーク

ヘラーワーク(体験談)

ヘラーワーク画像

発端は肩凝りでした。肩は凝るものだ、と思ってさほど気にはしていなかったのですが、これほど痛いのはおかしいと思い、カイロプラクティック、指圧、鍼灸に通い出しました。ところがこれらの治療を受けても、そのときは調子がいいのですがまた悪くなってしまうのです。
一生これらのお世話になるのはいやだ、金額的にもたまらんと思い、どうしたものかと困っていたときにヘラーワークに出会いました。症状が出ているのは肩凝りでも、きっと、いろいろな体の使い方の癖や習慣がそうさせているんだろう、ということにも気づいてきた頃です。
体験セッションで、とりあえず肩から背中の緊張をとってもらいました。そのときの解き放たれたような感じが忘れられず、本格的なセッションに申し込みました。セッションでは、その回のテーマに合わせて体の部位の緊張をとるのですが、「こんなところが緊張していたなんて」と思うことが度々ありました。
「痛くない」とはいうものの、ある程度は痛いんだろう、と思っていたボディワークも非常に気持ちがよく、ワークを受けている間に眠ってしまうこともしばしばでした。一セッションが終わる度に自然に、立ったときの自分の姿勢がよくなっていくのがわかりました。
印象に残っているのが、腹のセッションです。先生は「今日からあなたの歩き方を変えます」と言い、セッションを開始しました。「足は骨盤の下から生えているのではありません」と説明され、足を吊るしている筋肉、つまり腹筋の内側の筋の緊張をとってもらったのです。このときばかりは少し痛みを感じましたが、それは気持ちのよいものでした。歩いてみると、あら不思議。歩幅が大きくなっているのです。今までは骨盤を前向きに保ったまま、足を付け根から前に振り出して歩いていたのが、肋骨のあたりから足がぶら下がっているのをはっきりと感じられるようになり、足を踏み出す度に骨盤が前後に揺れるのがわかるようになりました。家に帰る道では、軽やかに歩けるのがなんだか楽しくて『もっと歩いていたい』と思ったのを覚えています。
またテニスでサービスを打つ際に、上半身が腰から左へ曲がってしまう悪い癖がいつの間にか治り、そのフォームに合わせるためにトスを練習し直すはめになりました。
個人的な事情から、〈統合〉のセッションを行なう前に半年ほど間があいてしまったのですが、久々に受けたセッションではもとの悪い癖は出ておらず、若干の調整的なワークで済みました。
私の場合は、重いカバンを右手に下げる習慣が大きな原因だったようです。今では無意識にカバンを両手に持ち替えています。また、いつの間にか肩凝りも消えました。というより、肩が凝るのが恐くなくなりました。使えば疲れるのは当たり前。その小さな疲れや緊張を自分で気づけるようになったので、緊張に気づき解放する、ということを毎日繰り返しながら、自分の体との対話を楽しんでいます。
(コンサルティング会社勤務・30歳・男性)

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