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ヴォイス・セラピー

ヴォイス・セラピー(体験談)

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私は、夫が音楽関係の仕事をしているために、普段から音楽に触れることが多く、ヴォイスセミナーにも以前から興味をもっていました。人の紹介で個人的に受けてみると、それまでひどい肩こりだったのがとても楽になって、体が柔らかくなったような気がしました。セミナーで最初にやったのは、息を吸いながら、足の裏から(地球の中心から)エネルギーを上げてきて、足、お腹、胸と、通していき、ため息をつくように「はぁー」と吐いていくというワークです。
力を入れないで、自由で気持ちいい声を出していくのが基本です。そうすると、体の滞っている場所にエネルギーが流れやすくなります。
私は、このヴォイスセミナーを受ける前に、気功をずいぶん長い間やっていましたから、気を動かすということはわかっていました。その気功とくらべても、ずっと短い時間で体の気の流れがよくなります。
普通、声を出すとか、歌うというのは『いい声ね』と言われたいと思うんですが、ヴォイスセミナーではそういうことにはまったく囚われないで、自分が気持ちいい声を出していきます。力を抜いて声を出すというワークを連続して受けてくると、今までの自分がいかに力が入っているのか見えてきました。私は、自分のことを『自由な考えをもっていて、楽しいことをするのが大好きな人』だと思っていましたが、それは力をいれて楽しもうとしていたんです。『ただ、ここにいること』に満足しないで、楽しいこと、おもしろいことを一生懸命にここにもって来ようとして頑張っていたんです。そのことで、実は自分で少しも楽しんではいなかったのに。
ヴォイスセラピーの1日ワークでは、ただただ自然に自分の声を出していくことをしました。それだけで泣き出してしまう人もいました。声を出すことで感情の解放にもなるんですね。私はこの1日のワークが終わると、気分が高揚してなんでもできるような気持ちになりました。その状態は何日間か続いていました。ところが、次第に呼吸が息ぐるしくなっていくんです。気分はハイなのに、なんでこんなに苦しんだろう。そう思った日の夜、スーザン・オズボーンのコンサートがありました。彼女が歌っているのを見て『あっ、そうか。私の呼吸はちゃんと下からあげていなかった』ということを思い出したのです。この何日間か、私はずっと過呼吸の状態でいたようです。
そこでまたふっと力が抜けて、もっと普通でいいんだということが、ますます自分の中で明確になってきました。自分がいるところはどこか、何をしたい人なのかということも見えてきました。自分のやりたいことをやればいいんだ。生活の中でもこれまで主人に合わせていたのを、思い切って『自分のやりたいことをします』と言ったら『いいよ』という返事。なんだ、自分を出してはいけないと止めていたのは自分だったと気がつきました。声も自然になったねとか、響く声になったとか、優しい声になったと人に言われます。ヴォイスセラピーで、こんなにも自分が自由になれたのがうれしいと思っています。
(主婦・40歳・女性)

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