リバランシング(詳細)

ワークの実際

通常、セッションは10回で完結する。各セッションはおよそ1時間半ぐらいで、ワークの前後にカウンセリングを行なう。1～7回目までに全身の各部分をひと通りワークする。8回目以降、これが特に重要なのだが、インテグレーション（統合セッション）と呼ばれている。これは、受け手独自の問題となっている部分にワークしていく。だいたい2、3日おきに、1～1カ月半の間で全てのセッションを終えるのが好ましい。通常は、全裸か下着一枚の状態でセッションを受ける。
初回から最後まで、ひとりのリバランサーが行なう場合がほとんどだが、中には2人のリバランサーが交代して行なうケースもある。また、受け手独自の状況に応じて、セッションにクラニオセイクラル・バランシング、ヒプノシス、カラーパンクチャーなど、他のワークを取り入れることもある。
このように、リバランシングは受動的なものなので、受け手には特別な訓練は必要とされない。ただリラックスして横になり、ワークの気持ち良さを味わいながら、自分の体と内面を見つめていればよい。他のボディワークと比べても、特に万人向けということがいえるだろう。