セラピー・ヒーリングサロンの検索 フィリ/FiLi

~こころ軽やかに~
豊かな人生を創造したい人へ
エコロジー・ワーク

エコロジー・ワーク(詳細)

ディープ・エコロジー

「ディープ・エコロジー」という言葉は、1970年代始めに、哲学者であり登山家であったノルウェーのアルネ・ネスが使いはじめた言葉である。
彼は『環境問題に向き合ったとき、人間と自然を分けてしまったことが問題であるのに私たちは気づきにくい。「人間が自然を守る」とか「資源が足りなくなる」といって、結局は自分たちにとって都合のいい環境を作っていこうとする。人間と自然を対峙させたままの、人間中心の環境保護主義は非常に浅い。それに対して、人間というのが地球の中で突出した存在ではなく、どんなつながりにあるのか深く問いかけていくことが深いエコロジー、「ディープ・エコロジー」だ』と、説いた。
この考えは、アメリカを中心としてエコロジストの間に深く広まっていく。
仏教学者であり、社会活動家として80年代初めから「絶望と再生のワークショップ」を行なっていたジョアンナ・メイシーもその中のひとりである。「絶望と再生のワークショップ」とは、絶望を感じたときにそこで意識を喪失するのではなく、絶望に向き合い、連鎖する生命に目覚め、いかに自分なりの一歩を踏み出すことができるかに取り組んできたワークである。

印刷:フィリ http://www.fili.co.jp