セラピー・ヒーリングサロンの検索 フィリ/FiLi

~こころ軽やかに~
豊かな人生を創造したい人へ
ネイチャー・ワーク

ネイチャー・ワーク(体験談)

仕事柄自分を見失いがちで閉ざした感じになる私にとって、囲炉裏を囲んでのワークは自分の心を解放し自分を見直す、自分が自分らしくいられるよい機会になったように思います。このワークに参加し、そして帰宅する頃には自分の心のあり方の違いに気づかされました。
特に毎朝自然の中で行なわれるネイチャー・ワークは、とても新鮮な気持ちになることができ、新しい自分に生まれ変わった思いになります。散歩をする中でひとつ木を見つける、というよりは、木に呼ばれます。
その、自分を呼んでいる木とイメージで対話をし、木がゆれているのを見て、木の振動を感じながら共鳴感を得ていきます。そうすると急にその木がただの『木』ではなくなって、私の中で息吹をもって存在してくるのです。また、花や石やクレヨンを使って絵を描きマンダラを作りました。みんなと楽しみながらできあがったものは、本当にいいものに感じました。普段はできないこうした創造的な空間にいて、自然とか自然の媒体に自分をまかせた時に、つながりや安らぎを感じることを覚えました。
ボディ・マインドワークの中では、心のもち方や、意識を集中する場所によって、感じ方や伝わり方が違ってくる(急所の痛みも、丹田に意識を集中していると痛みの度合いが違ってくるのです)など、心と体とのつながりをさまざまな体験を通して、少しは素直な自分を感じることもできたように思います。
ただ、いろいろなワークへの参加を通して感じたものも、その場でしかないものになりがちです。感じたものを生かしていくのが難しく、理想と現実になってしまいがちで、特に自分の古いこだわり、観念がでてきてしまうとうまくいかなくなってしまいます。今後、こうしたワークへ参加することによって得られる体験や気づき、人々との交流を通してよりよい方向へ成長させるきっかけ作りの場にしていければと思います。
(英会話教師・27歳・女性)


そこは、山々に囲まれ緑がいっぱいの所でした。近くには小川がながれ、鳥の声が心地よい。そんな大自然の中で、大きなジュータンを広げマンダラを作りました。他のことはいっさい考えず、ひたすらマンダラ作りに熱中して約5時間。途中、私の中のネガティブな部分が出てきて、作っていて苦しくなり、逃げ出したい気持ちにも襲われましたが、私のマンダラは仕上がりました。
翌日には、作ったマンダラを一人ひとりが発表しあいます。そこには今の心の状態があらゆる形で現れました。
私はがんばりすぎていたのかも知れません。「あなたは、疲れているようだからお休みが必要よ。でも正直で、本来とってもパワーがあってハッピーになれる要素の強い人だから、自分を信じて、愛して、心の傷を癒してね」と言われたときには安心して涙が止まりませんでした。優しい笑顔で「泣いていいよ。我慢するのは良くないわ。泣くことも表現の一つなのよ」と抱きしめて背中を優しくさすってもらいながら、「こういうふうにしてほしかったの、悲しいときや寂しいときは…これからは自分で自分をもっとハグしてあげよう」と自分でも思っていました。
このワークが終わって、独りぼっちが怖くなくなりました。自分のダメなところを素直に認め、そういう自分を愛して向き合えば、ひとりの時間もとても楽しいものです。
自分の本来もっている良さを変える必要なんてないのです。ただほんの少し見方を変えればいいだけのことです。本来もっている良さを押し殺して相手に合わせようとすると、しまいには、私はこれだけ愛しているのに、こんなにギセイになっているのにと相手を批判したり、憎んだりするようになってきます。ギセイになる必要なんてないのです。ただあなたがあなたがあなたらしくあなたを生きて輝いて、そんな自分を愛するだけのことです―そんなことを教えてくれたワークショップでした。
(福祉関係者・29歳・女性)

印刷:フィリ http://www.fili.co.jp