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交流分析

交流分析(詳細)

成熟した大人としての問題解決能力を

交流分析の目標とするところは、各人の自律性の獲得である。つまり、「気づき」「自発性」「親密さ」を人々が得られること。そして、大人としてその人自身がもつ資源をすべて活用し、問題を解決する能力を備えるということである。
また人間・人生・変化ということについて、次のような前提に立っている。

1.人はだれでもOKである。
あなたも私も共に人間として価値があり、重要で、尊厳があるということを意味し、その人をありのまま受け入れるということである。
2.だれもが考える能力をもつ。
重症の脳障害者以外は、だれもが考える能力をもつ。自分の人生に何を望むかを決める責任は本人にあるし、結局自分で決めたように人は生きている。

交流分析では、クライアントはカウンセラーと同等に位置づけられている。カウンセラーはクライアントが問題に気づき、自らを変えていこうとするのを支援するにとどまり、指示するようなことは言わないのであるが、それはこれらの前提に立っているからである。
交流分析の理論として広く知られているのは、「親」「大人」「子ども」という自我状態が観察できるということ、それを基に自分が他人とどのようなやりとりをしているのかを分析する、ということだろう。また、5つの自我状態(CP「支配的親」、NP「養育的親」、A「成人」、FC「自由な子ども」、AC「順応した子ども」)の心的エネルギーを費やしているのかを描く「エゴグラム」もさまざまな場合に広く利用されている。

自我状態モデル
交流モデル

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