ヴィジョン心理学(詳細)

ヴィジョン心理学は、ハワイ在住の心理学博士、チャック・スペザーノが提唱している実践的な理論で、いわゆる学問的な心理学ではない。彼によれば、「心理学と恩恵の架け橋」であり、「一人ひとりが自分の目的、ヴィジョンに触れ、意識の故郷に帰る道を示す」のが目的という。
家族、人間関係、仕事、健康などのいかなる問題も、自分自身になることを妨げている罠であり、そこに気づきと癒しがもたらされた時、その背後にある人生の目的やヴィジョンが現われる。問題に気づき、それを意識の深いレベルで癒せば癒すほど、その人の本質が輝きだし、創造性が発揮される。
ヴィジョン心理学の中核は、すべての現実を潜在意識、無意識をも含む人間関係として見る点にある。人間関係を通して見えてくる、分離した自分の断片を統合し、自分自身を受け入れると同時に、この自分との関係をさらにハイアー・セルフとの関係にまで深める。そして恩恵や奇跡を受け入れることによって、悟りや一体感の世界へと至る。