NLP(詳細)

人が行動するに当たって、その原因や引き金となっていることに気づかず、下意識（潜在意識）で行なっていることがある。というより下意識で選択し、プログラムし、行動している場合が多いといえる。たとえば、人が会話をするとき、主語と述語、接続詞には何を使おうかなんて考える前に、すでに話を始めている。太ることを気にしているにもかかわらず、過食をしてしまう人も、その引き金が下意識のレベルにあることに気がついていないのかもしれない。また、優秀なセラピストは、クライアントの言葉以外の視線や動作などから気持ちの変化といった情報をくみ取る。どんな手法を使えば有効なのかという選択も、すばやくやってのける。それも、実は下意識のレベルから必要な情報を得るプログラムをそのセラピストが身につけているからである。そうした下意識のレベルにあるプログラムに注目したのが、神経言語プログラミング（NLP）である。