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~こころ軽やかに~
豊かな人生を創造したい人へ
イメージワーク

イメージワーク(詳細)

私たちが人生で経験することは何であれ、まず心の中にそのイメージが浮かんでいる。イメージを使って無意識の世界にアクセスすると、無限の可能性が開かれる。
イメージの力を使ったセラピーは、イメージワークやイメジェリーやビジュアライゼーションなど、さまざまな言葉で表現されている。そもそも、内なるイメージの世界を語る時に、私たちの頭に浮かぶのはフロイトとユングだ。フロイトは無意識を心の自然な言語ととらえ、リラックスしたクライアントに、心に浮かんだ特定のイメージを自由に追わせて、医者は介入しない「自由連想法」というアプローチをとった。フロイトは無意識を原始的で恐ろしい、退行した動物的な世界ととらえていた。つまり無意識は人間の行動に影響を与えるけれども、普通は本能や動因の源と認識されている。
一方ユングは、無意識は人間の創造力、インスピレーション、スピリチュアリティの未開発の資源と考えた。人間は、無意識によって動かされるだけでなく、無意識のおかげで人間としての成長を遂げ、幸福が得られると考えた。ユングの「能動的想像」というテクニックでは、さまざまなイメージを呼び起こし、それを増幅して相互にやりとりさせる。ユングは、医師に能動的想像のやり方を教えてもらった患者が、それ以降意識と無意識の会話を自分で継続的に行なうことを彼らに期待した。これは、セルフヘルプ(自助)としてのイメージの利用法であり、ある意味でワークとしての学習できるイメージワークの発端といえる。
イメージを使ったセラピーには、ロベルト・アサジオリ博士のサイコシンセシスにおける、内なる指導者と心の中で対話をすることで、意識的な能力を越えた解答を得る方法とか、がん患者にがん細胞のイメージを描いてもらい、それを攻撃する白血球をイメージし、さらに殺されたがん細胞が体外に排出されるところをイメージすることを通して、がんが退縮する治癒効果をあげているカール・サイモントンのイメージ療法や、フリッツ・パールズのゲシュタルト療法、バンドラーとグリンダーの神経言語プログラミング(NLP)、シルバ・メソッドなど多数ある。
ディナ・グローバーマン博士のイメージワークは、パワフルなイメージの力を有効に使うテクニックが包括的にまとめられている。誘導されてイメージの世界に入り込み、無意識に光をあてることで、意識の世界には厳然とあるさまざまな束縛が取り払われ、無限の可能性が引き出せる。

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