ホロトロピック・ブレスワーク

呼吸法と音楽、ボディワークを組み合わせたセラピーがホロトロピック・ブレスワークです。無意識の活性化が促進されるというこのワークは、表面的な意識だけでは人間の精神世界をとらえられないとの考えからアメリカの精神科医、スタニスラフ・グロフが確立しました。無意識下における精神世界の必要性を重視した、このワークの特徴である深く速い呼吸は、血液中の酸素と二酸化炭素の量に影響を与えるといわれ、アルカリ性化やカルシウムイオンの減少を促し、脳にも何らかの作用があると考えられています。グループによって行なわれるセッションはそれぞれがペアを組み、午前中から深夜にまで及ぶこともあるそうです。このほかにもボディワークや体験を描いて自分を振り返ることもあります。