過去世回帰(詳細)

過去世を思い出す方法

では『過去世回帰』を体験するにはどんな方法があるのだろう。過去世回帰を目的とした誘導瞑想の他に、ドリーム・ワークなどで過去世の体験に行き当たるケースもある。エネルギーの調整をするカラーパンクチャーやロルフィングのようなボディワークでも過去世の体験を思い出す人もいる。ブリージング（呼吸法）でも過去世の記憶が浮かんでくる場合がある。ホロトロピック・ブレスワークでは、自分がまるで知らない国の言葉を話し出すといった体験をする人もいるくらいだ。また、シャーリー・マクレーンの本に出てくるように鍼で過去世を思い出すというセッションもあるし、リーディングで『君は何々でした』と過去世を言い切ってしまうものもある。なんであれ必要があれば、過去世の体験を思い出す、そういうセッションになるということなのだろう。
一般的には、過去世回帰を目的としたテクニックとしては催眠療法が主流で、誘導瞑想を使うことが多い。上へ上へと向かうイメージや、階段を下へ下へ降りて行くイメージを使い、行き先でハイアー・セルフと出会い、過去世を教えてもらうこともある。ハイアー・セルフは、仙人や天使のように出現するわけではなく、微妙な感覚で現れることが多いから、自分の感覚を信用していないと出会えない。過去世を思い起こすには、夢を思い出すときのように、細かい部分にフォーカスしていく。かすかに感じたことを素直に受け入れていくことが大切だ。