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~こころ軽やかに~
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ゲシュタルトセラピー

ゲシュタルトセラピー(詳細)

「どうすべきか」よりも「何をしたいか」

私たちは、乳幼児のころ喜怒哀楽を表に出して、欲求を満たしてきた。そして大人になるにつれ、感情をコントロールできるようになる。ところがこの時期、父親や母親に意味もわからないまま「泣くな」「笑うな」と、不自然に感情を押えられてしまう場合がある。すると、子どもは無意識のうちに、自分が何を感じているか、何をしたいかよりも、何をしたらいいか、どうすべきかばかり考えるようになってしまう。
大人になっても、自分の意見のうち、どこまでが親の価値観を鵜呑みにしただけのもので、どれが自分独自の考えなのか明確な境界線が引けない。
このような、自他の間の境界をはっきりさせて、自分が自分らしくいられるようにするのが、ゲシュタルトセラピーの目的である。
セラピーでは、まず自分が今ここで感じていることに気づくようサポートされる。そして、抑えていた感情や、隠していた弱さを自覚すると、今まで知らず知らずに身につけていたパターン(性格)のうち、不都合な点をクリアできるように、セラピストやグループが励ましてくれる。こうして自分の感情や欲求を理解するとともに、他者の前で表現し、他者からサポートされるという体験を積み重ねて、初めて自我の核といえるものが育ってくる。つまり、自分のいい面、悪い面、全部を含めて自分なんだという実感が得られるようになる。また、自分に対する信頼を培うこともできる。

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