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~こころ軽やかに~
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フェルデンクライス・メソッド

フェルデンクライス・メソッド(詳細)

運動を自己改革の糸口に

私たちが話したり、考えたり、動いたりするとき、各人すべて違ったやり方でする。これは、今までの歳月で作られた自分自身のイメージに従っているからなのだ。しかしこの自己イメージは、人間の潜在的可能性が開花するのを妨害している。一般に、自己イメージでの潜在能力開花率は平均5%に過ぎない、とフェルデンクライスは言う。潜在能力を開花させ、今よりも質の高い生活をするには「学ぶ」ことが大切だ。では、どう学習するか、よりよく学ぶためにはどうするか。人間はこの学習の仕方を「学ぶ」必要があるのだ。
人間は感覚・感情・思考・運動から、自分という存在を認識するという。4つの中のひとつに変化をもたらすと、他の3つにも変化が起きる。これは自己イメージの変革に大きく影響する。ここに学習の糸口がある。
フェルデンクライスは「運動」に着目した。人が能力を開花させていくのに一番インパクトが大きいのは体の動き、つまり運動だと確信し、学習の手がかりとした。これがフェルデンクライス・メソッドである。
私たちは普段、どれだけ自分の行動に気づいているだろうか。口を閉じているとき舌は口のどこについているか、などとは意識していないだろう。毎日の生活で無意識に行動していることが多いのだ。自分の一つひとつの行動を気づきながら行なう。そうすると、動きを妨害している箇所がわかり、動きがスムーズになる。気づくことで、無駄な動きと有効な動きを感じとり、それを選んで行動するようになる。これを「差異化する」という。
気づきながら行動するにはどうすればよいか。それには、ゆっくりと動くことが最も重要になる。動きという考えを自分のものにできる時間をたっぷりともち、自分に気づき、再編成していく。また、動きは小さいほどよい。自分がいま動いたことで、自分の中に何が起きたかを識別するためには、小さなものの方が気づきやすいのだ。あとは、自分のペースで進めることである。
学ぶことを学ぶ。フェルデンクライス・メソッドであなたも自分の可能性を伸ばしてみてはどうだろう。

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