チャネリング
チャネリング(詳細)
近年『チャネリング』という言葉をよく耳にするようになったが、チャネリングとは一体何なのだろうか。人類の発祥以来、歴史上で認められているものは、古くはキリスト教の預言者にはじまり、日本では額田王などで知られる巫女、イチコ、イタコなどの霊媒もそれにあたるであろう。しかしチャネラーと呼ばれる元祖は、1963年ニューヨーク州エルミラのアパートで、セスという意識をチャネルしたジェーン・ロバーツである。彼女の教え子たちが、のちのち彼女の教えを広めていき、70年代、アメリカでチャネリングという言葉がはやり出した。日本では、80年代後半『バシャール』(VOICE刊)がブームの火つけ役となった。しかし、これだけチャネリングという言葉を耳にするようになった今でも、アメリカのギャロップ調査によれば、世間一般のチャネリングやニューエイジに対するイメージは「何やら訳のわからないもの」という不鮮明なものである。