和尚(詳細)

瞑想の前段階としてのセラピー

実際的な和尚のワークでは、他のインド系マスターのアシュラムとは違い、西洋のサイコセラピーが瞑想の前段階として使用され、実験的な数々の手法が試みられている。人間関係やセックスなど、古典的な瞑想体系が避けてきた問題を正面から扱うためか周囲からの批判も多いが、西洋のセラピーと東洋の瞑想を出会わせたという点では画期的といえる。
そのセラピーや瞑想は、他のものとどう違うのか？
まず、和尚のセラピーでは問題を「解決」することではなく、「観る」ことに重点を置いている。ヒーリングの場合なら「癒す」ことではなく「変容」を重視する。ただ、そこで使われる技法のほとんどは、一般的なセラピーで使われるものと大きな違いはない。
和尚のアシュラムで開発されたオリジナルなセラピー技法には、リバランシングやチベタン・パルシング・ヒーリングなどがある。また、チャクラやエナジーボディを通してクライアントに働きかけるメタフィジカル・サージェリーもユニークなワークだ。