和尚(詳細)

動的瞑想法

それでは、瞑想テクニックについてはどうだろう？
和尚によって開発された瞑想法には激しい身体運動をともなうものが多い。彼によると、現代人は心理的抑圧が大きいため、ただ座って内側を見るというようなシンプルな瞑想法ではもはや役に立たない。したがって、静寂な瞑想に入る前に、身体をシェイクし、ダンスし、叫び、泣き…する必要がある、とのこと。
その和尚の瞑想にはいくつもの種類があるが、探求者はそのうちのひとつ、もしくは2つを選んで毎日やってみるように勧められている。ちなみに、各瞑想法には専用の音楽テープがあり市販されているので、自宅で和尚の瞑想をすることもできる。
ただし、正しいやり方を学ぶためには、インド・プーナの和尚コミューン・インターナショナルか日本国内に20数カ所ある和尚瞑想センターへ行くのがベストだ。また個人でセラピーを行なうセラピストの元へ行ってもいいだろう。
和尚コミューン・インターナショナルや各瞑想センター、セラピストの情報は季刊誌『和尚タイムズ・インターナショナル』（OSHO Japan刊）で確認することができる。
なお、和尚の瞑想センターやセラピストのほとんどはクライアントや参加者に対してエイズ検査陰性の証明書を要求している。
これに関しては「エイズ患者差別ではないか」との声もあるが、フランスにはエイズ陽性者専用の瞑想センターもあるので、別に差別のために行なっていることではないといえそうだ。



まず、この1冊！
『オレンジ・ブック』
和尚ラジニーシ著
スワミ・トシ・ヒロ訳
めるくまーる