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禅には座禅の合間に歩く、経行(きんひん)といった静かな歩行がある。ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンは、これを源としながらも歩くことを独立した瞑想としてとらえ、いつ、どこにおいても行なえるやさしい方法で説いている。彼の瞑想は、特別な時や場所を選ばなくても、日常の中で実行できることに特徴がある。たとえば掃除、料理、皿洗い、洗濯…。そう、つまり今やっているそのことに自分のすべてを注ぎ込む、それが瞑想になるのだ。もちろん歩くことも同じである。