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ネイチャー・ワーク

ネイチャー・ワーク(詳細)

ネイチャーゲーム

そのような時代の背景を受け、ワークショップも自然への回帰や調和を軸にしたものが目立つようになった。一般に広く浸透しているもののひとつに、ネイチャーゲームがあげられるだろう。
これは自然観察会や野外教育などの分野での自然教育プログラムとして、1979年アメリカのナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏の著作『SHARING NATURE WITH CHILDREN(邦題・ネイチャーゲーム1)』で提案された。遊びの要素を取り入れながら五感を使って自然を味わうプログラムで、フローラーニングという考え方を基本に置いている。それは、

第1段階…熱意をよびおこす
第2段階…感覚をとぎすます
第3段階…自然を直接体験する
第4段階…感動をわかちあう

の4段階から成り立っている。
これはプログラムをリードする際の、いわばその場の「気の流れ」のようなもので、メディテーションの段階、(1)体の緊張と弛緩、(2)自らの呼吸の観察、(3)自然との合一、(4)体験のわかちあい、とほぼ同じであることは大変興味深い。
日本では自然教育の指導法としてとらえられがちなネイチャーゲームだが、その核となる理念は、ネイティブ・アメリカンの考え方や、禅やヨガなど東洋思想の流れをくむネイチャー・メディテーション、ディープ・エコロジーなどの影響を受け、さらに広く深い意味をもつ内容に変化してきている。

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